ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

洗濯機さん長い間ありがとう!

2019-10-27 01:46:53 | エッセー

 洗面所に設置してあった洗濯機の音が突然可笑しくなったのは、歯磨きをしていた

時だった。もしも気がつかなかったら、水がないまま時間まで回転していて、多分

中で回っていたものはみんなボロボロになっていたかも知れない。

我が家を建築した23年程前、その頃は多分乾燥付き洗濯機などなく、乾燥機を

別に設置した。住んでいるのは3階で、2階には私のスタジオがある、通りに面した

3階ベランダに洗濯物がはためいているのは、とても嫌だと思ったからだ。

 

でも、長年お手伝いをしている人に「洗濯物が傷むし、南向きのベランダで、直接日光

に当てた方が健康にも良いのでは」と反対された。「確かにそうだ、スタジオの人が3階を

見上げる訳でないし」と納得した。ほとんど使用しなかった乾燥機は、大分前に故障

して廃棄した。それにしても23年間故障もせず、よくガンバって働いてくれたと

洗濯機さんに改めて感謝した。私は物にももしかしたら「心」があるのではと感じる

そのため、毎日自分のレッスンに使い、正確に時を教えてくれる「タイムスイッチ」を

ストップするときは必ず「ありがとう」と言う。

 

 何かがはさまってきちんと閉まらず、「ピーピー」言う冷蔵庫に「ごめんね」と謝る

そそっかしいので、時折そんなことがあり、夫はニヤニヤしながら見ている。

 これを書きながら、水害のため捨てられた電気製品の山を思い出したが、すべての

電気製品は使えなくなり、全部入れ替えなけらばならないのは、本当にお気の毒だ。

 洗濯機だけでもすぐ買わなければ困るのに。あまりの異常気象、大形台風、自然界は

急ピッチで破壊され、恐ろしくこれから一体どうなるのだろう?

 夜中に目覚め、いろいろ考えたらまた眠れなくなった真夜中だった。

コメント
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