ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

日比谷公園ガーデンショー

2019-10-25 07:54:37 | エッセー

 かなり曇っていたが雨は大丈夫と思ったので、日比谷公会堂前(懐かしい日比谷公会堂は

相変わらず古色蒼然としていた)広場で開催しているガーデンショーを夫と見に行った。

何度か見たが、狭い空間にそれぞれに創意工夫した小さな庭が沢山あり、庭好きな私は大変面白かった。

苔があった庭をよく見たら、狭い空間に2種類の苔がびっしり植えられていたが、まるで深山のような雰囲気

茶室のような建物など、実にさまざまな趣があるお庭が作られていて、とても見事で夫と共にいろいろと話しながら楽しんだ。

 

 また「ハンギングバスケット」コーナーもあり、華やかさよりシックな花々が多かった。

ガーデンショーより数は多く、広場いっぱいに展示されていた。七夕のような大きな竹があり、テーブル

のセットがあり、そこには短冊や筆記用具が入った箱が置かれていた。私はその短冊に夫のこと、自分の

ことの願いを2枚書いたら、それを夫が高いところにつけてくれた。

 

 噴水、野外音楽堂を通り抜け、花の広場へ行ったが、雨もよいのためか人はまばらで

私達はそこで一休みした。霞が関から日比谷公園を抜けて、懐かしい日比谷駅までの

コースを歩くが、それは有楽町駅の電気ビルに勤めていた、数年前亡くなった親友に会う

ためこの道は何年歩いたかしらと、一瞬胸が痛くなった。

今にも雨が降り出しそうな日だったが、色々見ながら散歩した日比谷公園は、多分夫の感性を

相当刺激したはず、今年も都内の公園を歩いて、身近な自然の移ろいを夫と楽しみたいと思った。

コメント
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