ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

アルゼンチンタンゴを聞きながら・・・

2020-04-11 06:32:03 | エッセー

 気づいたら夫のセーターが二枚虫に食われていた。最近はウールや、カシミヤの

セーターばかりではないので、うっかりしていたが、もう着られない程になって

いて、これからは注意しなければならないと思った。

 その時大分以前夫に、アーガイル柄のセーターが出てきたが、買ったときは案外

安かったためか、だんだん毛玉が増えてきて、とても着せる気にはならず、しばらく

ほっておいた。実はそれは夫にとても良く似合った。

 何とか毛玉を取ってもう一度着せたいと思ったのは、夫はいつもファッション

チェックされているからで、毛玉を取ろうとしたが、なかなか取れなかった。

そのため小はさみで毛玉を切り、それをガムテープで取ったが、なかなか手間が

かかる。そんな作業は案外好きなので、夢中でやっていたら、前の部分だけで気づかず

に驚くほど時間が過ぎていたが、これもベルグソン時間かしらと思った。

 ちょっと疲れたので、自分のレッスンをしたら、丁度お昼になった。

 ※こんなに使ったガムテープ

 どうせなら好きな音楽を聞こうと、久しぶりにアルゼンチンタンゴにした。

思い起こせば思春期に、初めて聞いたアルゼンチンタンゴに感動し、それがきっかけ

となり、ソシアルダンスにのめりこんだ。音楽を聴きながら、昔の思い出に浸って

セーターの毛玉取りに一所懸命な自分、何だかとても可笑しかった。

 若い頃にはあまり私を知らない人達は「え!あなたがお子さんの服作ったの?お裁縫

もするんだ」とか「料理が好きなんて以外」などとよく言われた。

 どうも私は派手好きで、何もしない女に見えたようだが、独身時代の自分からは

想像できないほど家庭的だった。整理整頓はまるでダメで、お掃除は苦手だが、決して

嫌いではない。もしも生まれ変われるとしたら、次の世も絶対に女性が良いと思っている。

 

コメント
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