社会的、経済的な悪影響は無論だが、個人的にもすべての催しは中止、外出
できない、人とも交流も、文化や芸術、スポーツ、自然とも隔絶されている。
それらはきっと誰でも、ストレス状態で、心が悲鳴を上げているのだ、今
それをつくづく感じている。戦争体験のある私なので、その危機感や、恐怖感
不自由さ、切迫感などは嫌になるほど体験した。でも、長年平和に暮らして
いたので、生まれて初めての経験だ。生活物資も十分満たされていて、家に
いれば危険はないのに・・・
それにしても、いつ、どこで、感染するか分からない恐ろしいコロナウイルス。
「ステイホーム」できる人はまだ好いが、過酷な医療現場だけではなく、そんな
環境でも人と接しながら、危険を意識しつつ、働く多くの方々もいる。
そのご苦労を思うと、家の中でじっとしていられるだけでも、とても有難い
ことなのだと思う。「コロナウイルスとは、戦うのではなく、共存することだ」
と、先日テレビで、山中教授がおっしゃっていたが、これからも一人一人が協力
して「ステイホーム」を実行するのが、やはりベストなのだろう。
1年中で最も良い季節、ゴールデンウイークも始まるが、この厳しい時期
も永久に続くことはないはず。お互いに協調と協力して、この危険な時期を
何とか乗り越えたいと、改めて感じた今朝だった。