毎晩夢を見ない日はなく、ときどき「夢を見ない国へ行きたい」と、毎朝
本気で思うのは昔からだ。楽しい夢なら毎日でも良いが、恐ろしい夢は見ないが
楽しくない、どうでも良いような、まったく関わりがないような、変な夢ばかり。
まだ心理学の勉強をしたばかりの頃、その一環として、「夢分析」を少しかじった
ことがあった。でも、それは先生によって、まるで内容が変わり、何だかバカらしく
なりすぐに止めてしまった。
※ こんな素敵な夢なら毎日でも良いのに
昔「夢は脳の疲れをとるために見る」と学んだ覚えがあるが、私はそれはとても
信じることはできない。何故なら夢を見ても疲れるとしか考えられないからだ。
私が長年愛用している「新明解国語辞典」三省堂によると「睡眠中当人に意識とし
ては現実の生活であるかのような出来事の中に身を置いているが、目覚めてみると
それが非現象実のものであると気づく、一種の現覚」だそうだ。
そうでなくてもあまり睡眠の質が良くないのに、私は夢なんてホント見たくない。