ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

老夫婦の健康の元は食生活

2021-03-27 05:51:39 | エッセー

 私は食には大変関心があり、おそらく30歳代の初め頃から、色々とアンテナを張

ったり、勉強をしたりしていた。現在認知症11年目の夫は、色々な病気がありながら

「認知症優等生」なのは、栄養バランスを考え、ほとんど手づくりの毎日の食生活が

大いに関わっていると思う。何故なら人間の第一欲求である食は、心身共に大きな

効果があるからで、「満足度」が欠かせない。研究会で学習したいつまでも腐らないハンバーガー

おにぎり、その他のさまざまな食品類などを見ると、出来合いの物はあまり食べたくない。

※ お冷の麦ご飯をチンしてお酢をかけた

 食材は選べないので、せめて添加物の入らない手づくりの食生活歴は、もう長く続いている。

40年以上前に同志社大学の西岡一教授が、ある雑誌に書かれた「唾液は発がん物資の毒消し効果がある」

と言う記事が発端で、京都の同志社大学の西岡先生にお目にかかりご指導頂いた。

 それ以来出来合いの物はほとんど食べない。現在夫は毎週3回デイホームへ通っているので

お昼はお弁当を食べているのそのため、家にいるときは、夫が「美味しいと満足できる」

ものを作るようにしている。

※きざみ海苔をタップリかけた

今日のお昼ご紹介 海鮮丼は・・・

お冷のご飯にすし酢をかけてチンして冷ました。それを丼に盛り細切りノリをタップリ

かけた。乗せたのはマグロ、イカ、しらす干し、しめさば、お店で食べるより上に載せる

魚類は多い、イチゴとカイワレを飾り色をきれいにし栄養はタップリ。

 味噌汁は白菜、シイタケ、ニラ、「おかず味噌汁」我が家では昔から定番だ。最近野菜や果物

をあまり食べないので、ごまかして何とか食べさせたいので、いろいろ工夫している。

 夫は「美味しかった」と完食してくれた。

今はタップリある時間を有効に生かして、いつも夫に満足してもらう食生活を心

がけている。今の私は男性の平均寿命より、夫を10年は長生きさせたい。

私は長生きしたくないけど、死ぬまで元気でいたいから・・・今夜も88歳と85歳の

二人で晩酌できる幸せは、すべて食生活が基本だと思っている。

 

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