ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

懐かしいインドの夢を見て (1)

2021-03-22 15:50:19 | エッセー

 もう40年以上前のことだが、インドのリシケシの街を,修行仲間だった2人の女性との歩いている

懐かしい夢を見た。7日間アシュラムのコテージの同室に泊まり、すべての行動が一緒だった

のに、帰国し成田空港で別れて、その後一度も会っていない二人だった。

 いつも3人で話したのはヨーガの事ばかりで、個人的な事はほとんど知らずに、再会も約束せず

別れたのは何故だろう?と今でも不思議でならない。そんな二人と行動したのはこんな経緯があった。

 私は度々インドへ行ったが、その頃すでにヨーガ教室を開いていたが、その頃通っていた道場で

「聖地リシケシで、アシュラムに1週間滞在し修行するツアー」があり、私は喜んで参加した。

リシケシはヨーガの聖地と言われ、指導者として憧れの地だったが、私はその頃ヨーガ指導者として

本当の「瞑想」をいろいろ努力したが理解できず、とても悩んでいたので、「聖地で修行すれば

瞑想を必ず体験ができるはず」と、大いに期待して参加した。

 参加は指導者ばかり、男女20人位だと記憶しているが、デーリー空港へ暗い早朝着き、その

まま「え!こんなバス」と驚いたほどのオンボロな路線バスに乗った。

 窓は閉まらず、でこぼこでガタガタな道をバスはひた走り、聖地リシケシのビートルズが修行

したそうで、有名になった「シバナンダアシュラム」に到着したのは確か午後4時過ぎだった。

雨が降る寒い夕方、予約していなかったのか、その交渉のためか、門前で4時間も待たされ

結局宿泊できず暗い道を30分以上歩き、やはりオンボロのツーリストバンガローに宿泊が決まった。

 そこからまだ暗い早朝に修行のため「シバナンダアシュラム」毎日通ったが、そこは大変厳粛で

質素なな雰囲気だった。でも、私が最も修行したくてリシケシへ来たのに、瞑想の時間が全然なかった。

 ヨーガアシュラムに瞑想がないなんてと、私は落胆すると同時に奇異に感じた。

※粗末な朝の食事、冷たい床に座り情けなかった 

※外での講座

コメント
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