ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

自分に役立つ心理、自己開示します(12)

2021-06-01 04:22:30 | エッセー

 大分以前ですがコープ出版の雑誌から「まあるいこころで暮らそう」という

タイトルで1年間の連載依頼がありました。ところが大好評で3年間の連載と

なり、それはその後コープ出版から「こころの解決法」となって2006年11月に

出版されました。その元のタイトルは、下記の図表が元ではないかと思いました。

 

自分で言うのも変ですが、私は比較的安定した心の持ち主だと思います。

高齢の現在でもまだエキセントリックな面は、残っているのは意識していますが

長年かけて、少しづつ自分を変えるよう努力をした、その結果だと思います。

 ことに向上したと思えるのは「依頼心の強さ」で、それはかなり克服できました。

それらは「自分の内面を理解できたから、変えるよう努力できた」のです。

自分の内面を知れば、「向上する方向性が明確になり、努力は必要ですが、比較的

楽に生きられるようになる」と、自分の実体験から信じています。

そのため、何も知らなかったときは、その気分の変動の大きさに随分悩みました。

でもそれを理解できてからは、「何の脈絡もなく、気分がアップダウンするけど、自然

に回復するのだ」と、生きて行くことが本当に楽になりました。

また、同時に他人の気持ちに敏感になり、元々天真爛漫なため、悪気なく他人を

振り回したり、不快な気分にさせるようなこともほとんどなくなりました。

上記は「うめとピア」と呼ばれる「世田谷区総合福祉センター」内の「保健センター」

で、心身両面のかなり詳しい「健康度測定」昨年9月受けたものです。

 私は過去に5回受けましたが、内容はほとんど変化がなく、これが私の生まれつきの

「気質」を元に、形成された性格かも知れません。

こんな職業で自己開示するタイプは、稀有でしょう。私は開放的で、裏表がなく

そのためカリスマ性は全然ありませんが、ご参考になるかとご紹介いたしました。

このテストの「エゴグラム」はいずれご紹介しますが、大変分かり易く、丸の外側に

近づくほど良いと説明され、「精神分析の口語版」と言われる図表です。

 

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努力の結果はついてくるのだと感じた今朝

2021-06-01 04:22:30 | エッセー

 早朝から目覚めていろいろ考えた。28日に電車に乗るため走って転倒したが、お陰で

大したことはなかった。昨日までくしゃみをすると左側が痛く、我慢したが今朝は響く

がふつうにクシャミができた。それにしても・・・せっかちな私は行動が素早いが

これからは絶えず年齢を意識して行動しなければ、と改めて思った。

 

夫を本人が感じる「幸せな状態で平均寿命より、10年間は長生きさせたい」と

大変な願望を持ちながら介護しているが、考えたら彼は70歳から心臓で7回、胆嚢炎

で2回、石灰沈着疼痛症で3回、計12回も救急車で緊急入院しているのだ。

 初めは病名が分からなかった石灰沈着疼痛症は、痛み止めを早めに服用させると

激痛にならないようで、その後はお世話になっていない。

 心臓の動脈が詰まったのだ、すぐ感じ大学病院へ行き、先生に訴え当日入院でき

カテーテル手術を受けて、また命が長くなれたと思う。

 さらに認知症は11年のキャリアの夫、絶えずその状態を見ながら対応しているが

長年一度も怒らせないようにしているためか、とても素直で扱いやすいから助かる。

 「まだ二人で晩酌が出きる老夫婦なんているかしら?」と思うと、私は決して辛い

とか、犠牲になっているなどとは思わない。バランスの摂れた食生活、必要と思える

サプリメント、心理カウンセラー的なメンタル面と身体面のケアなど・・・

 まだふつうに歩けるし、「美味しい」「ああ幸せ!」と、時折言ってくれる夫。

昨日も羽根木公園を散歩したが、夫の姿を見ながら、やはり彼と長く一緒に暮らし

たいと思いながら、私の好きな空の写真を沢山撮った。

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