あなたは毎日良く笑う方ですか?もしもそうであれば、きっと幸せなタイプでしょう。
「笑う門には福来る」と言う有名な諺もありますが、中国には「一笑一若一怒一老」と
いう言葉もあるそうです。同じ毎日なら明るい笑顔を振りまいて、和やかに過ごし
たいものですね。笑うことは好感度が高まるだけではなく、これほど心身に大きな
効き目があるのをあなたはご存知でしょうか?
※ その笑う効果についてご紹介しましょう。
1 副交感神経を高め(リラックス、安定)心身をくつろがせる。
2 消化活動がよくなる。
3 体の抗体能力を高めるため、病気にかかりにくくなる。
4 ガンの敵ナチュラルキラー細胞を活性化させる。
5 リューマチなどの痛みを和らげる・
6 気分が明るくなり、イヤなストレスを感じにくくなる。
7 元気や、活力や、ヤルキが出る。
8 体が柔らかくなる。
9 お腹全体が動くので、内臓が活性化する。
10 気持ちが若返り、老化予防になる。
11 自然に腹式呼吸になるので、気分が安定する。
12 心身とも若返る。
このように笑いは、大脳生理学的、精神免疫学的にもこんなに効果があることが
実証されていますが、もしかしたら、もっと沢山の効き目があるかも知れません.
世界的に有名なアメリカのジャーナリスト「ノーマン・カズンズ氏」は、難病の
膠原病に侵され、再起不能と言われました。そのため医学的な治療をしてもなかなか
治らず、友人の医師と相談し、大量のビタミンCを摂取すると同時に、「ドッキリカメラ」
や「面白い映画」など見続け、毎日笑い転げると言うユニークな治療法を行いました。
すると痛みもだんだん少なくなり、その結果として完全な健康体になる奇跡が起きた
のです。それから、75歳で亡くなるまで、以前にもまして活躍をなさったのは大変
有名な話です。カズンズ氏は、その著書の中で「寝たきり病人にとって笑うことは
体内の運動、一種の内臓ジョキングをさせることだけではなく、ほかのあらゆる積極的
な情緒まで作用する働きがあるようだ」また、「笑いは脳内のエンドロフィンを刺激
して、痛みを和らげ、また生きる意欲をよびさましたのだ」と述べています。
これも事実ですが、たとえ自分で意識的につくった笑顔でも、それが大脳に良い情報
となり、大脳は体全体に「今は大変良い状態だ」と、指令を送るので、心身が健康に
なるのです。気が合う友達と話していると、いつでもコロコロと笑っている自分に
気が付きますが、そんなときはとても和やかな幸せな気分になっています。
意識的に、日常も楽しく面白いテレビ番組を見るだけでも、随分気分もほぐれ
体も柔らかくなり、呼吸もゆったりとしているはず。
笑いは自分のためだけではなく。周りの人達も楽しい気分にしますので、ぜひ
「些細な事でも笑える感性」を身に着けることを、私はお勧めしたいと思います。