先日友人に勧めら読んだ下記の本は、京都大学卒業の臨床心理士で、現在
大学準教授の先生が書いた本だ。初めはあまり面白くなく、しばらくその
ままにしてあったが、今日一気に読んでしまった。
それは先日私にあることが起きて「なぜそうなのだろう?」と疑問を感じた
からだ。多分1990年代(時期は定かではないが)人気女優者シャーリー
マックレーンが書いた「アウト・オン・ア・リム」が、出てから一気に
精神世界がクローズアップされたようだ。私はそれを訳した山川夫妻の
講演で「妖精が突然降りてくる」と聞いたことがあった。
その後新宿で同じ電車でから降りたご夫妻を見かけた。
あの時代はスピリチュアル、霊の世界、精神世界などがブームで、その後
に来たのが私の記憶に間違いがなければ、前世療法だと思う。
その頃まだ日本では前世療法は知られていなかった。でも飲み仲間の精神科医
が、「患者に催眠をかけていたら、前世が出てきちゃってさ」などと聞いて
いて、何となく信じつつあった。そんなときに新宿紀伊国屋で見た文庫本
ブライアン・L・ワイズ博士の「前世療法」を読んで、大変感銘した。
私も催眠法を心理療法に取り入れているのだから、ぜひ習得したいと
学会の会長の紹介で、アメリカで前世医療法を取得したという、女性の先生
を紹介されしばらく学習した。その後クライアントの要望で何度か行ったが
私は何とも不気味で、今は使っていない技法だった。
いづれにしても心は大変奥深くデリケートで、1⧺1=2のようなもの
ではない。でも、今私は何故そんな不快な目にあわなければならないのだろう?
私何も悪い事していないのに・・・でもそれが人生なのかも知れないが
目に見えない何かの動きで、そうなるのかもと捉えるしかないと受け止
めているが・・・