ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

心の領域は計り知れないけれど・・・

2021-08-09 16:24:50 | エッセー

 先日友人に勧めら読んだ下記の本は、京都大学卒業の臨床心理士で、現在

大学準教授の先生が書いた本だ。初めはあまり面白くなく、しばらくその

ままにしてあったが、今日一気に読んでしまった。

 それは先日私にあることが起きて「なぜそうなのだろう?」と疑問を感じた

からだ。多分1990年代(時期は定かではないが)人気女優者シャーリー

マックレーンが書いた「アウト・オン・ア・リム」が、出てから一気に

精神世界がクローズアップされたようだ。私はそれを訳した山川夫妻の

講演で「妖精が突然降りてくる」と聞いたことがあった。

 その後新宿で同じ電車でから降りたご夫妻を見かけた。

 

 あの時代はスピリチュアル、霊の世界、精神世界などがブームで、その後

に来たのが私の記憶に間違いがなければ、前世療法だと思う。

 その頃まだ日本では前世療法は知られていなかった。でも飲み仲間の精神科医

が、「患者に催眠をかけていたら、前世が出てきちゃってさ」などと聞いて

いて、何となく信じつつあった。そんなときに新宿紀伊国屋で見た文庫本

ブライアン・L・ワイズ博士の「前世療法」を読んで、大変感銘した。

 私も催眠法を心理療法に取り入れているのだから、ぜひ習得したいと

学会の会長の紹介で、アメリカで前世医療法を取得したという、女性の先生

を紹介されしばらく学習した。その後クライアントの要望で何度か行ったが

私は何とも不気味で、今は使っていない技法だった。

 いづれにしても心は大変奥深くデリケートで、1⧺1=2のようなもの

ではない。でも、今私は何故そんな不快な目にあわなければならないのだろう?

 私何も悪い事していないのに・・・でもそれが人生なのかも知れないが

目に見えない何かの動きで、そうなるのかもと捉えるしかないと受け止

めているが・・・

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私にもあった!「揺るぎない自信」が・・・

2021-08-09 16:24:50 | エッセー

 昨日はある専門分野の先生と相談していたが、結果として誰にも頼れず

自分で解決するしかないと気づいた。子供の頃からハキハキしていたので

気が強くしっかりしているタイプと見られたが、実は勝気でも強気でもなく

人一倍臆病な質だ。あんなに何度も献血をしたのに、テレビで動物に注射

していても、まだ怖くて一度も見たことがない。

 昔の友人達は「いろいろ恐怖症」と、ニックネームを付けられたが

怖いものが私にはあまりにも多く、いつも悲鳴を上げている。

※88歳のお祝い

でも、もしも誰にも頼れないとしたら、ゆるぎない自信が必要だと思ったら

これだけは誰にも負けないと思うことがあった。それは「夫の健康管理」だ。

 夏負けがひどい夫を、何とか治したいと思ったのは26歳の夏、2人目の

子供を生んだ直後だった。それ以来、サプリメントなどない時代、新聞広告

雑誌などを見て、二年間いろいろと努力した結果、夫は体質が変わり、夏負

けから完全に開放された。※入院中のトレーニング

そんな努力は絶えずしていたのに、夫は高血圧になったが、商人の夫は毎日

同じような食事をしていても、体質の違いがあるのだろう。

 70歳から救急車で12回、緊急搬送され、入院歴もかなり多い。

認知症歴11年、そんな夫を「男性の平均寿命より10年長生きさせたい」と

思うのは、それだけ自信があるからだ。心臓に異常を感じ、かかりつけの

大学病院を受診したが、検査は半月後と先生に言われた。

 でも、その日に入院し、手術が受けられたのは、もしかしたら私の迫力が

先生を動かしたのかも知れない。男性の平均寿命は81歳少し、夫は89歳に

なったが「揺るぎない自信の元」を再発見した。これからも誰にも迷惑を

かけないように、「幸せな状態で夫をもう少し長生きさせたい」と思っている。

※イタリア オリエント急行個室

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