幼い頃からお人形やぬいぐるみが大好きで、恥ずかしながら沢山持っていた。
生きたペットを飼ってから、その反応がある可愛らしさに、ぬいぐるみや
お人形は反応がないので、いつのまにかだんだん関心がなくなった。
そのため、思い切ってお人形供養をしてくれるお寺へ持って行き、すべて
処分した。でもその時涙が止まらなくなり、一緒に行ってくれた友人を随分
困らした。本当は大好きなので、見かけるとすぐ欲しくなるので、見ない
ようにしていた。
大分前だがニューヨークへ行った帰りに、空港の売店で見かけた
「天使のような羽を付けた熊」を見たら、どうしても欲しくなり買って
しまった。その後ニュージーランドへ二度行ったが、二度目は羊の赤ちゃん
が生まれる時期だったので、可愛らしい羊の赤ちゃんを沢山見た。
あるお店で羊のぬいぐるみが沢山飾ってあり、それが「メ―」と鳴く。
その愛らしさにどうしてもガマン出来ず、また買ってしまった。
真っ白なぬいぐるみ達は長年あったが、ずいぶん汚れてきたので、思い
切って袋に入れて「きれいになるからちょっとガマンしてね」と、洗った。
するととてもきれいになり、私はすっかり嬉しくなった。