ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

きれいになったぬいぐるみ

2021-08-27 09:03:34 | エッセー

 幼い頃からお人形やぬいぐるみが大好きで、恥ずかしながら沢山持っていた。

 生きたペットを飼ってから、その反応がある可愛らしさに、ぬいぐるみや

お人形は反応がないので、いつのまにかだんだん関心がなくなった。

 そのため、思い切ってお人形供養をしてくれるお寺へ持って行き、すべて

処分した。でもその時涙が止まらなくなり、一緒に行ってくれた友人を随分

困らした。本当は大好きなので、見かけるとすぐ欲しくなるので、見ない

ようにしていた。

 大分前だがニューヨークへ行った帰りに、空港の売店で見かけた

「天使のような羽を付けた熊」を見たら、どうしても欲しくなり買って

しまった。その後ニュージーランドへ二度行ったが、二度目は羊の赤ちゃん

が生まれる時期だったので、可愛らしい羊の赤ちゃんを沢山見た。

 あるお店で羊のぬいぐるみが沢山飾ってあり、それが「メ―」と鳴く。

その愛らしさにどうしてもガマン出来ず、また買ってしまった。

 真っ白なぬいぐるみ達は長年あったが、ずいぶん汚れてきたので、思い

切って袋に入れて「きれいになるからちょっとガマンしてね」と、洗った。

 するととてもきれいになり、私はすっかり嬉しくなった。

コメント
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