ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「健康度」も「見た目」も10歳若く (12)

2022-03-10 06:47:44 | エッセー

★大いに笑いましょう

 この頃あまり明るい話題が少なく、気持ちが暗くなるような毎日ですが

でも、そんな中でも同じ毎日なら明るい笑顔でいたいですね。

 笑うことは心身の健康と、若さを保ために、これほど効き目があるのです。

※       その笑う効果についてご紹介しましょう。

   1 副交感神経を高め(リラックス、安定)心身をくつろがせる。

   2 消化活動がよくなる。               

   3 体の抗体能力を高めるため、病気にかかりにくくなる。

   4 ガンの敵ナチュラルキラー細胞を活性化させる。

   5 リューマチなどの痛みを和らげる・

   6 気分が明るくなり、イヤなストレスを感じにくくなる。

   7 元気や、活力や、ヤルキが出る。

   8 体が柔らかくなる。

   9 お腹全体が動くので、内臓が活性化する。

   10気持ちが若返り、老化予防になる。

   11自然に腹式呼吸になるので、気分が安定する。

   12心身とも若返る。

 笑いは大脳生理学的、精神免疫学的にもこんなに効果があることが実証

されていますが、もしかしたらもっと沢山の効き目があるかも知れません。

世界的に有名なアメリカの有名なジャーナリスト「ノーマン・カズンズ氏」は、難病

の膠原病に侵され、再起不能と言われました。そのため医学的な治療をしてもなかなか

治らず、友人の医師と相談し、大量のビタミンCを摂取と同時に、「ドッキリカメラ」や

「面白い映画」など見続け、毎日笑い転げると言うユニークな治療法を行いました。

 すると痛みもだんだん少なくなり、その結果として完全な健康体になる奇跡が起き

たのです。それから、75歳で亡くなるまで、以前にもまして活躍をなさったのは大変

有名な話です。カズンズ氏は、その著書の中で「寝たきり病人にとって笑うことは、体内の運動

一種の内臓ジョキングをさせることだけではなく、ほかのあらゆる積極的な情緒まで作用

する働きがあるようだ」「笑いは脳内のエンドロフィンを刺激して、痛みを和らげまた、生きる

意欲をよびさましたのだ」と述べています。

これも事実ですが、たとえ自分で意識的につくった笑顔でも、それが大脳に良い

情報となり、大脳は体全体に「今は大変良い状態だ」と、指令を送るので、心身が健康

になるのです。昔から「笑う門には副来る」と言う有名な諺がありますが、また中国

には「一怒一老一笑一若」と言う言葉があるそうです。誰でも気が合う友達と話して

いるときは、笑い声が多くて、とても幸せな気分になっているようですね。

 日本にも「笑い学会」がありますが、昔私はその学会に入会し、銀座で開かれていた

研究会に時折出席し、あるとき「笑いは何色かしら?」と、その頃からにカラーについ

て研究していたので、笑いのイメージが知りたくなりました。

そして自分が集めたアンケート結果を元に、研究発表したことがありました。

その多くは、「笑いの色はイエロー」でした。さらに黄色い布地のサンプルで、また

アンケートを集め、そのイメージは明るくハッキリした黄色が大変多かったです。

 私の研究発表に、皆さん方はとても納得していました。

あなたも日常生活に、明るい笑いをできるだけ取り入れ、心身とも健康で若々しく

なりましょう。

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