ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

ふつうに生きると、老化が人生のほとんどかも知れない

2022-03-12 07:04:44 | エッセー

 これは以前何かで読んだが、男性は40歳、女性は37歳から厳密には老化が始まるの

だとか。そう捉えると、長生きする現代は、ほとんど老化するのが人生

ではないかと考えた。昔と比べると年齢は7がけとも言われ、50歳で35歳だそうだが

見た目は本当にそれぞれが若くきれいだ。

37歳は老化の始まりなんて、それを読んだ時驚いた。思い起こせばその年の私は

ソシアルダンス教師と、ヨーガのインストラクターをしながら、子育てをし、家事

も適度にこなして、人生で最も上り坂だった。長年大家族の軋轢からほぼ解放され

毎日が楽しくて楽しくて、いつも走っていて、疲れなど全くなかった。

 そして今・・・自分でも想定外内長生きしているが、長生きのパイオニアの年代

かも知れない。70歳になったととき「もうそう長く生きないから」と、過去の自分

記録、学んだインドとハワイを除いての海外旅行の写真、すべて処分した。

 それなのに・・・まだ比較的元気で生きている、先日会った同じ年齢の友人は

本当に体がボロボロ状態だった。でも、私は夫を介護しているから彼を幸せな状態で

あの世に送り出すまでは死ねない。でも、どうせ生きるならビビッドに生きたい!

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