★ ブレスローの 7 つの健康習慣
1980 年アメリカのカリフォルニア大学の レスリー、ブレスロー 教授は、
「生活習慣と身体的健康度との関係」を、30年間調査した結果が広く世界に
知られ、現代でもその大切さは重視されているのでご紹介しましょう。
※ 7 つの健康習慣とは、
1)喫煙をしない
2)定期的に運動をする
3)飲酒は適量を守るか、しない
4)1 日 7~8 時間の睡眠をとる
5)適正体重を維持する
6)朝食を必ず食べる
7)間食をしない
この 7 つの健康習慣の実践の有無によって、その後の寿命に大きく影響することが
明確に分かっています。36 年前の論文ですが、現在の生活習慣病予防や、がん予防
に通じるところがあるようです。ブレスロー教授はそれらを実践し、85歳で論文を
発表し、97 歳で亡くなったそうですが、そのサンプルのような生き方をなさった
のでしょう。
さて皆様方はこれに当てはまるのは、一体いくつあったでしょうか?
高齢の私は5・5か6点でした。何しろ大昔なので、現在とは全く違いゆったりと
した時代でした。そのためか、「心のケア」については入っていません。
でも、現代はストレス過剰、環境問題など、精神的にはあまりにも過酷ですので
「マインドフルネス」とも言われる、「心のケア」も必要だと思います。
また、不随意神経と言われる自律神経(心と身体との大切なルート)を、コントロール
するため、もっとも簡単なのが呼吸法です。
自律神経は無意識に呼吸をくり返していますが、吸う息は交感神経(緊張)が高まり
吐く息は副交感神経優位(リラックス)になります。皆さんも緊張したり、怒ったり
すると胸がドキドキしますね。より緊張しがちな毎日ですが、思わず「フー」と出た
ため息は、吐く息でリラックスです。ですから、余談ですがゆっくり煙を吐き出す
喫煙は、そんな意味では大きな効き目があったのですが・・・
☆誰でも、いつでもできる呼吸法は・・・
1)息をできるだけ長く、ほそーく吐く、それだけでも十分な効果があります。
ゆっくり吐きだすと、意識的に吸わなくても、自然に息が入ってきますから。
2)4秒吸って8秒で吐く。つまり吸った倍数で吐き出すので、ご自分のできる
無理のない長さで何度かくりかえしましょう。
これはどこでも、何時でもできますので、待ち時間や、乗り物の中など
誰にも気づかれず行える簡単の方法です。 できたら毎日必ず行いましょう。
厳密に言うと、男性は40歳、女性は37歳から老化が始まるそうですので、でき
たら呼吸法と「7つの健康習慣」を増やして、あなたの健康度と若さを高めましょう!