ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

 「健康度」と「見た目」の若さを10歳若く(13)

2022-03-21 07:02:55 | エッセー

  ★ ブレスローの 7 つの健康習慣   

  1980 年アメリカのカリフォルニア大学の レスリー、ブレスロー 教授は、

「生活習慣と身体的健康度との関係」を、30年間調査した結果が広く世界に

知られ、現代でもその大切さは重視されているのでご紹介しましょう。

  ※ 7 つの健康習慣とは、

    1)喫煙をしない

    2)定期的に運動をする

    3)飲酒は適量を守るか、しない

    4)1 日 7~8 時間の睡眠をとる

    5)適正体重を維持する

    6)朝食を必ず食べる

    7)間食をしない

この 7 つの健康習慣の実践の有無によって、その後の寿命に大きく影響することが

明確に分かっています。36 年前の論文ですが、現在の生活習慣病予防や、がん予防

に通じるところがあるようです。ブレスロー教授はそれらを実践し、85歳で論文を

発表し、97 歳で亡くなったそうですが、そのサンプルのような生き方をなさった

のでしょう。

 さて皆様方はこれに当てはまるのは、一体いくつあったでしょうか?

高齢の私は5・5か6点でした。何しろ大昔なので、現在とは全く違いゆったりと

した時代でした。そのためか、「心のケア」については入っていません。

でも、現代はストレス過剰、環境問題など、精神的にはあまりにも過酷ですので

「マインドフルネス」とも言われる、「心のケア」も必要だと思います。

 また、不随意神経と言われる自律神経(心と身体との大切なルート)を、コントロール

するため、もっとも簡単なのが呼吸法です。

 自律神経は無意識に呼吸をくり返していますが、吸う息は交感神経(緊張)が高まり

吐く息は副交感神経優位(リラックス)になります。皆さんも緊張したり、怒ったり

すると胸がドキドキしますね。より緊張しがちな毎日ですが、思わず「フー」と出た

ため息は、吐く息でリラックスです。ですから、余談ですがゆっくり煙を吐き出す

喫煙は、そんな意味では大きな効き目があったのですが・・・

 

 ☆誰でも、いつでもできる呼吸法は・・・

 1)息をできるだけ長く、ほそーく吐く、それだけでも十分な効果があります。

   ゆっくり吐きだすと、意識的に吸わなくても、自然に息が入ってきますから。

 2)4秒吸って8秒で吐く。つまり吸った倍数で吐き出すので、ご自分のできる

   無理のない長さで何度かくりかえしましょう。

 これはどこでも、何時でもできますので、待ち時間や、乗り物の中など

誰にも気づかれず行える簡単の方法です。 できたら毎日必ず行いましょう。

 厳密に言うと、男性は40歳、女性は37歳から老化が始まるそうですので、でき

たら呼吸法と「7つの健康習慣」を増やして、あなたの健康度と若さを高めましょう!

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