若い頃電車の中で(素敵な人だな)と何となく見ていた男性が、連れの
人と話していて笑ったら、たばこのやにのためか歯が黒かった。
もう一度梅丘駅のホームで電車を待っていた時、そう高齢者でもないと
見える男性の歯がまっ黄色だった。その二つのショックからか、私は歯が
とても気になるようになった。初めてインドへ行った時に、私の歯が健康
なことを知った先生は、「丈夫な歯ほど一遍に抜けるから」と、歯のぐき
の刺激法を丁寧に教えてくれた。その後も美容歯科で「ホワイトニング」
をしたり、東京で初めて六本木にできた「歯のエステ」にも行ったことが
あった。

今私達老夫婦は3か月に一度歯のクリーニングと、チェックのため
長年お世話になっている歯医者さんに通ってる。歯医者さんのクリーニング
はとても丁寧で、歯の裏側まで磨いて約40分ぐらいかかる。
その後先生から歯のチェックを受けるので、私はこの年齢にして入れ歯
や差し歯がないし、歯の裏側まできれいだ。
しかも保険診療のため、価格も大変安いのでありがたいと思っている。

自分でできる歯のホワイトニングは、4年ほど前歯医者さんでマウス
ピースを作り、その中に薬剤を塗りしばらく置く、と言う面倒くさい
ホワイトニングを毎週続けている。口元は生理的にも、顔の中で最も気
になり部分だから。そのため、他人と話すときには、今でも絶対に口元は
見ないクセがついた。いずれにしても加齢とともに、見苦しくならない
ように、私は口腔内も歯磨きも人一倍丁寧で注意している。
そのため私の歯ぐきは、今でもきれいなピンク色だ。
できれば一生白い歯で食べたいと思うから・・・
「若さを保つ習慣はすべて40歳代から」と、私は自分の体験から
皆様方にお勧めしたいと思っている。
