ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

つれづれなるままに

2023-07-30 14:30:22 | エッセー
 今は旅行にも行けないし、特別楽しいことはないと思う。
 一生楽しめる趣味をと模索し、いろいろ試して見たが、結局見つから
なかった。私は子育てをしながら、仕事を始めたのが33歳。
代々木駅前のダンス学校や、新宿区のヨーガ教室などで何年か教えていた。
でも、自分で経営をするようになってからは、全て思い通りにできた。
 ※インドシバ神 (世界でただ一つ私のマントラにも入っている)


その半面家庭はかなり大切にしていたので、気分的には40%は主婦的
感覚だった。家族に不自由な思いをさせないため、30年間以上家政婦
さんを雇っていた。男性と違って「家族を養うことがない」から、経営
は折からのブームでもあり、大変楽だったのだと思う。
 現在もカウンセリングルームの看板は出しているが、昔と違って開店
休業状態だ。でも主婦業や、認知症の夫の介護は、現在も休むことなく
続行中だ。(それは案外好きだから楽だけど)
※私のペット妖精

 気分転換は比較的巧みな方だが、去年大好きな北海道へどうしても
行きたくて二日だけ夫を施設にお願いした。安心感はあったが、心から
楽しめなかったのは事実だ。私は「夫が幸せな状態なら長生きして欲しい」と、いつも思うのは、人一倍淋しがりだからかもしれない。
 これから老夫婦は何年一緒に暮らせるのだろう?
でも結婚していた知人や友人達は全員未亡人、私はやっぱり幸せかも
知れないと思ったら、気分が落ち着いた午後だった。
コメント
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