元阪神タイガース横田慎太郎さんが、脳腫瘍のため昨日28歳の若さで
亡くなったことを今朝テレビで見た。短い命を目いっぱいがんばって
人様のお役に立つように生きた素晴らしい人生だった。
そのあまりにも若い命の長さ、短い命を目いっぱい生きたことに
感動すると同時に、しばらく涙が止まらなかった。
人生100歳時代と言われても、広い世の中にはまだ若いのに、心な
らずも亡くなる方が沢山いるのだ。そんな若くして心ならずも命を落とす
方々を思うと、「もう十分生きたから、これ以上長生きしたくない」なん
て思うのは、あまりに傲慢かもと、改めて思った。
今朝はまた、一人では生きられないような、重症な身体障害のお母さんの
大変なご苦労な毎日の育児状態を垣間見て、本当にお気の毒だと思った。
健康に生まれて社会に適応している、楽しかった子育てをして、早や
老年に近くなった子供達、それだけでも有難いことなのだと痛感した。
決して言葉には出さなくても、心の中でいつもブーブー言っている自分。
あまり求めるのは止そうと思った。 人間何歳になっても、「気づき」
はあるのです。年だけ取っても「まだ人間できていない」私です。