ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

雨の音を聞きながら・・・

2023-07-06 10:34:18 | エッセー
 外は静かな雨が降っていた。梅雨の大雨に苦しんで地方の方は、本当に
お気の毒でならない。昔の梅雨はまさしくしとしとした雨が多く、長雨が
多かった。「梅雨寒む」と言う言葉もあり、肌寒い日もあったが、今の
梅雨は昔と同じものとはとても思えない。60代の息子が赤ちゃんだった
頃は、あまりに長い梅雨のためおむつがなかなか乾かなかった。
 屋根の下に干していたが、竿に黴がはえてもう一度洗い流し、ストーブ
をつけて家の中で乾かした。

 そんな梅雨が大嫌いだったが、友人から「梅雨は植物の休養期」と教えられ
それから「田植えにも必要で、植物が喜んでいる」と、単純な私は理解し
梅雨が嫌いではなくなった。思えばその頃とあまり成長していない、自分が
いる。それにしても・・・健康な私が2か月続けて病気するなんて・・・
 (これからも、もっと自分を大切にして生きていこう)と思った真夜中
だった。あれほどせき込んでいた夫は、すやすやと寝息を立てていたが
私のコロナはほぼ治ったようだ。
コメント
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