ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

年月の流れの残酷さ

2023-10-27 06:21:15 | エッセー
 昨日スーパーで「小池さん」と声をかけられたが、誰か分からなかった。
「失礼ですが何方でしょうか?」と聞くと「私混声合唱団でご一緒した
00です」と言われて驚いた。美しいソプラノで私の隣で歌っていた
Yさんだったが、まるで面変わりしていて分からなかったのだ。
 3年程在籍したは、合唱団は本格的なヴォイストレーニングもあり
レベルも高く好きだったが、日本のそれも私には好みでない曲目が
多く、一度復活したけれどやはり続かなかった。

 多分あれから3年あまり、年齢は私より多分年下だと思うが、これほど
変わるだと驚いたほど容貌が年老いていた。しばらく立ち話したが、声は
あまり変わってなかった。成長期の子供がみるみる変わるように、老化も
また加速しているのだと改めて思った。私もそうならないよういろいろ
努力しているが、高齢者にとって年月の流れは、かなり残酷だなと改めて
感じた出来事だった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする