作家佐藤愛子さんの自伝的なベストセラーの映画化「90歳何がめでたい」を演じる草笛光子さんに同世代として大変興味があり、どうしても見たかった。夫は夕方まで帰らないし、1時50分上映なので時間的にはベストだ。
久しぶりで映画を見に行こうと家を出た。電車が遅れているようで
かなり混んでいた。新宿まで掴まらずに立って行こうと思ったが、安全
なドアの前には立てず、ドアとドアの真ん中に立った。
でも、雨を予想して一回り大きな傘を持ったので、それが支えになり
いつもと違ってちょっとズルした気分だったが、ウエイトをインサイドに
引き締めながら、15分間新宿駅までどこも掴まらず着いた。
地下通路を遠り抜け、新宿通りに出て紀伊国屋書店の通路を抜けたが
昔よく歩いた通路だが、あまり雰囲気は変わらない。
何年ぶりだろうと、とても懐かしかった。ピカデリーに着いたが、雨
のためかあまり人がいなかった。映画のストーリーは私のイメージと
違ったが、何時も若々しく素敵な草笛光子さんが首のたるみ、高齢者特有
口元の老人臭さなどを、実に見事に演じていた。
家に帰ってしみじみ鏡を見て自分を観察したが、ほうれい線はあるが
フェースラインは年齢の割にはシャープで、変な老人臭さはないと感じた。
毎日必ず行う、感覚的、リンパ的、骨格的な私創案の「フェイスエクササイズ」が効いていると、ちょっと忙しかったけれど、嬉しかった雨の日でした。