ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

断食の体験をして(前)

2021-06-26 09:08:47 | エッセー

 資料を整理していたら、昔の断食をした記録が出てきた。ヨーガ指導者として、また

精神力を強くするため、体の中をきれいにするため、私は40歳代に二度の断食体験を

したことがあった。一度目は名古屋の内科医院「西式健康法」の断食道場へ、男性の

友人と3人で参加したが、事前に1週間朝食抜きの予備断食をさせられた。

 到着するとすぐ水が入った一升瓶を2本渡され「一日に必ずこれだけの水は飲む

ように」と指示された。その日から予備断食が始まったが、確か生の野菜だけの夕食

だった。何しろ40年以上も昔のことで、あまり記憶は定かでもないが・・・

 でも思ったよりお腹は空かなかったが、体操の時間もあり、お風呂は西式健康法の

温冷浴で、お湯と水に3分間ずつ浸かるように指導された。

 季節は秋で私はとても水風呂などは入れず、足先をつけただけだったが、男性達は

きちんとやっていたようだ。3日目に水だけで全く食べない日になり、次の日私は

まったく動けなくなり、先生の診断で、「これ以上は危険」とドクターストップになった。

 そのため完全断食は1日だけで終わったが、後で聞いたが断食は体に大変ストレスが

かかるそうで、太っている人はあそうでもないが体重が少なめだと、より体に負担が

かかるようだ。すぐ復食になった私は少しづつ食べ始めたが、男性達はまだ絶食を続け

ていて、覚悟の上かあまり辛そうではなかった。

 男性達はすべて工程どうりにきちんと行ったが、その間ひげはまったく伸びかった。

 残念でならなかったのは、私だけ僅か一日で挫折だったが、今よりずっと体重が少なく

血圧も低かったがいたって健康だった。でも、そこに来ていた人達は体の具合が悪く

その治療のため来ている人が多かった。昼間は自由時間で、確か名古屋城でやっていた

菊祭りを見に行った記憶があった。でも、断食中なのでお茶も飲めず、何をするにも

その中に「飲み食いがあるんだね」とで話しながら帰ったのは、ハッキリ覚えている。

 わざわざ名古屋まで行ったのに、ドクターストップで、すぐに復食に戻ったのは

あまり嬉しくなく、ぜひもう一度体験したかった。

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夏至が過ぎて

2021-06-25 07:04:42 | エッセー

 一年で昼が長いのが夏至だが今年は6月21日だったが、これからは明るい時間が

だんだん減って行くそうだ。朝起きて空を見るのが習慣だが、今朝は何だか白っぽい

空だ。昔の梅雨は「しとしと」と表現され、とても風情が合ったが、現在は異常

気象のため、物凄い雨が降った状態をテレビで見た。

 自然環境も恐ろしいほど大きく変化するが、私達の住んでいる環境も同じで

朝の匂いがしなくなってから、もう何年経つのだろう?

 生活の中から情緒的なものが、だんだん少なるなるのは淋しいことだ。

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等々力渓谷散歩

2021-06-22 19:20:39 | エッセー

 いつもベッドにいる夫の感性と体力を刺激のため、等々力渓谷へ行った。

梅が丘駅前から「等々力操車場」が出ているが、あまり本数がないので、時間を

調べて行ったが、等々力渓谷はバス停から10分も歩かないほど近かった。

 以前二回ほど来たが、渓谷の道は片側だけで、これほど狭かったかしらと思う

程で、日曜のためか人がとても多かった。

落ちては大変とできるだけ道の内側を歩いたが、少し広いところで、お互いに

待ってすれ違っていた。足元がとても悪く、しばらく歩いてから引き返した。

樹木が沢山茂っていて街とは別世界の風景で気分転換には良かったが、あまりに

人が多かった。私は渓谷はやはりもっと静かで、広々した方が良いと感じたが、都会

にある渓谷は珍しいので、きっと人気があるのだろうと思った散歩だった。

 

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こころの悲鳴かも・・・

2021-06-22 05:58:14 | エッセー

 健康のための意識が高いことと、長年努力しているためか、年齢の割にはかなり

元気だったが、この半月間はそれがぐらついている。人一倍神経が細い私だが

長年色々と研鑽し、自分の心身両面のコントロール法は、かなり身についているはずだ。

 ところがこの半月位お腹の調子が悪い、絶えず4つのストレスを抱えていたが、この

2年近くまた二つ増えたため、もう耐えきれなくなった心の悲鳴かも知れない。

 悪いものを食べたわけではないし、そのため、近くにある消化器の専門医に診察を

受けたが、器質的にはほとんど異常がないようだ。

※公園で「健気だな」と思って見つめた植物

 自分の判断では今の状態は、過去に何人も指導したが、ストレスによる「大腸過敏症」

ではないかと思う。しかし素人の私が偉そうに病名など言うことはできない。

 とりあえず薬を処方されて今服用しているが、今現在変化はないが、今朝体重を

計ったら、何と体重が2キロ以上減っていた。その割にお腹も痛くないし、ほとんど

絶食状態のわりには、体もそう辛くはない。私が健康でなければ、夫の介護はでき

ないので、何とか早く治したいと思っているが、今朝考えていて気づいたのは、私の

中の最も基本である意識は、揺らぐことなくしっかり存在している。

 明日は久しぶりにクラスメート達に会える、いつものように明るい笑顔で、友人達

と接したいと思った。

※最近撮った大好きな空

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「もったいない本舗」に私の著書が紹介されていた!

2021-06-21 08:55:45 | エッセー

 毎日投稿しているブログ「専門職日記」を見ていたら、長年いつも1位なのに

昨日は2位になっていたが、今日はまた1位になっていた。

 自分の投稿した写真を見てから、何となく下にスクロールしたら「もったいない本舗」

と言うコーナーがあった。するとそこに私が2015年に書いた

「40歳からの不思議な位元気が出る100のリラックス法」三笠文庫が紹介されて

いて驚いた。それには「中古品非常に良書」と書かれていて、値段は328円だった

私は久しぶりに自分の著書に会えて嬉しかった

 本業ではないのに「目標50冊」と設定したのに、43冊でストップした著書。

でも一時は八重洲ブックセンターの心理学部門で1位だった「リラックスで人生が変わる」

同文館出版。開店したばかり紀伊国屋書店南館心理学部門で1年以上平積みだった

「気分転換のしかた」明日香出版など。発行されるとほとんど増刷され毎月印税が

振り込まれた。今思い出すとまるで夢のようであの頃がとても懐かしい。

 時代の趨勢と能力のなさか、出版社からはまったくお呼びがないが、編集者の話

では現在出版界は大変な不況らしい。比較的諦めが良い私なのに、著書だけは機会が

あったら是非書きたい。私独自の指導法、価値観、また認知症11年目の夫を、未だに

「要介護1」の状態で介護している実体験は、おそらく稀有だと思うし、介護中の

方々にも必ずお役にててると思うからだ。ダメ元だけどまだ希望的な観測をしている。

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