ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

ちょっとした気分転換

2021-09-24 11:31:19 | エッセー

 書店に注文した本が入荷したと連絡があり、夫を誘ってバスで経堂へ行った。

梅が丘駅前から経堂行バスが出ているが、電車だと3分位だが、バスでも10分間

ほどで行ける。お天気も良く暑かったが、経堂へ着いたら梅が丘と違って

祝日のためか、凄い人出だった。書店を出てから屋上にある庭園へいったが

そこは意外と人は少なく静かだった。屋上には花壇があり、1年中季節のお花

が咲いているし、4階だがとても見晴らしが良く、駅や走る電車やかなり

遠くの景色まで見える。

 足元がガラス張りなので、足がすくんで怖いため、私はあまりそばまで

行けない。でも、幼い子供達は平気で傍で下を見ていた。私は電車を見るの

が好きだが、夫も同じようで二人でしばらく眺めた。

 空にはあまり見たことがないような、とても不思議な形の雲が浮かんで

いたが、風がないのでほとんど形は変わらなかった。

 ほんの短い時間だが、とても気分転換になった昼下がりだった。

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もしかしたら「有難迷惑」かけているかも・・・

2021-09-23 13:24:19 | エッセー

 まるで「下手の横好き」のサンプルのように、料理を作るのが好きで

時々人に差し上げている。一応喜んでくれるが、それはもしかしたら

相手にとっては「有難迷惑」かもしれないと気づいた。

 実は先日物すごく大きな梨を頂いたが、2人ではとても食べられない。

果物大好きで毎日必ず食べる(リンゴは毎朝数十年食べている)が

まったく間食をしない我が家でが、それは食後のデザートとして食べる。

 でも、その梨はあまりにも大きく、その半分でもとても二人で食べられる

量ではなかった。

 困ったどうしようと考えた。我が家では3・4回でも食べられない大きさだ。

何とか手を付けたが、とても半分など食べられず、一応冷蔵庫へ入れたが、

煮た果物など嫌いなので、勿体ないが多分捨てるしかないだろう。

 これから私も他人に物を差し上げる時は、相手のこともよく考えてから

でないと迷惑になるかも・・・人間何歳になっても、気づくことがある

ものですね。

 

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呼吸は2種類あるのをご存知?

2021-09-22 08:28:14 | エッセー

 それは暖かい息と、冷たい息で、怒っているときや、敵対心や攻撃心

持っているので、息は冷たくなるそうだ。

  ◆ 実験=掌にハーッと息をかけると暖かい。

    口をすぼめてフーッと息をかけると冷たいが、その差と丁度同じだ

そうだ。私は若い頃は物凄く短気だったが、大家族で商家の長男の夫と結婚

してから、感情をかなり抑えられるようになった。でも、そのガマンは

「心身症」となって現れ、20歳代の初めはいつもどこかが不調だった。

 絶えず医者通いが絶えず、通わなかったのは小児科と精神科だけだった

ほどだ。そんな私はさまざまな心理学、心理療法、精神世界などを学習し

それなりに成長できたようだ。

 認知症の余命は5年と言われるそうだが、認知症そのもので亡くなるの

ではなく絶えず憤っているので、そのため体の各部分に悪影響(ことに心臓

や消化器系らしい)及ぼして亡くなるようだ。

 私の知り合いや友人のご主人3人は、夫より4・5年後に認知症と診断され

全員年下で10歳の年下の人もいたが、すでにこの世にはいない。

 腹が立った時は動悸がするが、私は夫に対して腹が立った時は、瞬時に

強烈な言葉を思い出すことにしている。それは「怒りは自分で毒を生産して

いることだ」と。するとそれは自分自身に最も悪いが、その悪影響は夫に

もろに与えてしまう。そのため11年間も只の一度も夫を怒らせたことは

ないのは、我ながらえらいと褒めたくなった。ベランダできれいなお月様

を見ながら、「私はこれからも、誰にでも暖かい息で接したいと」思った

夜だった。

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二人合わせて174歳

2021-09-21 08:38:38 | エッセー

 昨日の読売新聞では「65歳以上最多29%」の見出しで、高齢者は前年比の22万

人増の3640万人、総人口の割合は29.1%になり、世界一高齢者が多い国に

なった。また15日現在全人口は、前年より51万人減少したとか。

これから日本はどうなるのだろうと不安になったが、高齢者だからと依存せず

自立して生きることが必要だと改めて思った。75歳を過ぎると、介護される人が

増えるそうで、夫は認知症11年目も要介護1だが、せめて私は死ぬまで自立して

いたいと思う。

 前期高齢者は65歳から74歳、後期高齢者は75歳以上だが、私は勝手に85歳以上

は末期高齢者と定義付けている。まだスキップもできるし、走れるほど元気だが

やはり最近疲れやすくなった。何しろ老老介護なので、自分が倒れては大変なので

かなり健康には注意している。6月に電車に乗ろうと代々木駅で走って転倒した

私の年齢では転倒がもとで「大腿骨骨折」をする人が多いが、運よく軽く済んだが

それは骨のケアを長年続けているからだ。

※千葉公園千葉へ古代蓮を見に行った日

いずれにしても・・・毎日老化は進んでいくが、一気にではなく、放物線を描く

ように老いたい。それには何より食生活が大切だが、バランスの摂れた栄養

タップリの料理は、健康と若々しさの基本だ。気づいたら近所の奥さん方は

みんな一人になり、私だけが夫がいる。老夫婦で毎日晩酌できるなんてステキ

でしょ!とても素晴らしいお天気だったが、美しい満月を見ながら「これから

も元気で仲良く暮らそうね」とハグした「敬老の日」だった。

 

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初めて見た羽根木公園の景色

2021-09-20 09:10:06 | エッセー

 昨日は友人達と品川のホテルで、久しぶりに会いおしゃべりしながら楽しい

昼食をしたが、品川を歩いていて「何だか外国みたいだな」と感じた。

 帰宅4時少し過ぎ、それから夫と羽根木公園へ散歩に行ったが、連休の中日と

久しぶりのお天気のためか、公園はいつもの静けさはなく、ことに子供達が多かった。

長年公園へ通っているけど、お正月でもこれほど人がいないのにと、大変驚いた。

 ことにグランドの影が珍しく、ヒガンバナも咲いていてきれいだった。

二人でゆっくり話しながら歩いたり、座って辺りを眺めたりしたまだが、そんな時

ふと「認知症11年目の夫を一人留守葉させて出かけられる幸せ」を感じた。

 まだ明るい初秋の夕方だった。

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