地下通路を通って第4砲台跡の砲座エリアの方へ進む。
通路奥にある階段を上ると、トンネルは左右に続いていた。砲座間をつなぐトンネルだ。
先ほどの地下室と繋がっている地面の穴は、石版によって塞がれている。
当時は滑車を使い、この穴から弾薬庫内の弾薬を運び出していたそうだ。
地下からの階段の他に、更に上へと続いている狭い階段がある。
第3砲台跡同様に、この階段の上は煉瓦の壁に阻まれて行き止まり。
ここは指揮所らしく、この上から砲撃の指揮を出していたのだろうか。
とりあえず虎島方面の出口からトンネルを出てみるが・・・砲座周辺は
酷い荒れっぷり。ここには28cm榴弾砲が2門設置されていたと思われる。
構造は第3砲台の砲座跡と同じだが、辺りは土に埋もれ樹木が生い茂っている。
なんでも友ヶ島の他の砲台は第二次世界大戦まで使用されていたが、唯一この
第4砲台だけはそれ以前に破棄されたとの事で、その結果この有り様なのだろう。
この先に観測所なる場所もあるそうだが、そちらはまた次回にして今回は戻る。
南垂水広場方面のトンネル出口は、足元が凄い泥濘んでいた。まあ構造は同じなので
こちら側は行かなくてもいいか。って事で、再び地下通路を通り第4砲台の入口まで戻る。
ちなみに第4砲台は12cmカノン砲が2門、28cm榴弾砲が計6門設置されていたそうなので
この奥にももう1ヶ所、同様の砲座跡があるものと思われる。どのみち荒れていそうだが。
最後に、廃屋前のロープが張られていた階段も下ってみた。こちらもさっき通った
地下通路とほぼ同じ造りをしていたが、弾薬庫等の位置が道の逆側になっていた。
こちらの通路奥にある階段を上がれば、今回行かなかった砲座の間に出るだろう。
といった感じで簡単にではあるが友ヶ島の第4砲台跡探検は、これにて終了とする。
また友ヶ島へ訪れる機会があれば第4砲台跡をもっと完全に見て回りたいところだ。
あと不思議な事に、南垂水広場や第4砲台跡を見て回っている時、どこからともなく
人の話し声らしきものが聞こえ、自分以外に誰か居るのかと思い周囲を見回しても
誰も居なかったという事が何度かあった。おそらく島の周囲で漁をしている船から
漁師さんの声が聞こえてきているのではないかと思われるが、詳細は不明である。
カマドウマなら地下通路でたくさん見かけたけどな!
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通路奥にある階段を上ると、トンネルは左右に続いていた。砲座間をつなぐトンネルだ。
先ほどの地下室と繋がっている地面の穴は、石版によって塞がれている。
当時は滑車を使い、この穴から弾薬庫内の弾薬を運び出していたそうだ。
地下からの階段の他に、更に上へと続いている狭い階段がある。
第3砲台跡同様に、この階段の上は煉瓦の壁に阻まれて行き止まり。
ここは指揮所らしく、この上から砲撃の指揮を出していたのだろうか。
とりあえず虎島方面の出口からトンネルを出てみるが・・・砲座周辺は
酷い荒れっぷり。ここには28cm榴弾砲が2門設置されていたと思われる。
構造は第3砲台の砲座跡と同じだが、辺りは土に埋もれ樹木が生い茂っている。
なんでも友ヶ島の他の砲台は第二次世界大戦まで使用されていたが、唯一この
第4砲台だけはそれ以前に破棄されたとの事で、その結果この有り様なのだろう。
この先に観測所なる場所もあるそうだが、そちらはまた次回にして今回は戻る。
南垂水広場方面のトンネル出口は、足元が凄い泥濘んでいた。まあ構造は同じなので
こちら側は行かなくてもいいか。って事で、再び地下通路を通り第4砲台の入口まで戻る。
ちなみに第4砲台は12cmカノン砲が2門、28cm榴弾砲が計6門設置されていたそうなので
この奥にももう1ヶ所、同様の砲座跡があるものと思われる。どのみち荒れていそうだが。
最後に、廃屋前のロープが張られていた階段も下ってみた。こちらもさっき通った
地下通路とほぼ同じ造りをしていたが、弾薬庫等の位置が道の逆側になっていた。
こちらの通路奥にある階段を上がれば、今回行かなかった砲座の間に出るだろう。
といった感じで簡単にではあるが友ヶ島の第4砲台跡探検は、これにて終了とする。
また友ヶ島へ訪れる機会があれば第4砲台跡をもっと完全に見て回りたいところだ。
あと不思議な事に、南垂水広場や第4砲台跡を見て回っている時、どこからともなく
人の話し声らしきものが聞こえ、自分以外に誰か居るのかと思い周囲を見回しても
誰も居なかったという事が何度かあった。おそらく島の周囲で漁をしている船から
漁師さんの声が聞こえてきているのではないかと思われるが、詳細は不明である。
カマドウマなら地下通路でたくさん見かけたけどな!
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