世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

千賊川 黒坂の滝 FILE:2

2008-11-23 19:30:00 | アウトドア
そんなこんなで黒坂の滝へ到着。時間的には河原に下りた場所から
10分程度で着いたが、気分的には2~3km歩いたような感じがする・・・
こりゃあ、いくら富士市最大の(枯)滝と言えど知名度が低いわけだ。

苦労の末に到着した黒坂の滝だが、迫力なら猿棚の滝の方が上か?
感動は牛ヶ淵の滝を発見した時の方が凄かった。う~ん・・・微妙??

落差は45m。水が流れていたら、その印象もまた変わるだろう。
しかし流水時に、この河原を上って来るのは無理じゃないのか!?
それとも他に河原を通らないで来れるルートが有るのだろうか?
軽く探してみたが、それらしき道を発見する事は出来なかった。

到着してすぐに雨が降りだした。なんだこの仕打ちは。
ただでさえ滑りやすい岩が余計に滑りやすくなる・・・

そんな中、最も凄いと思ったのが滝壷に出来た空洞。
その空洞の大きさから、流水時の水圧の凄さが窺える。

とりあえず雨が酷くならない内に引き返さなければ。そのため
撮影・調査はあまり出来なかった。でも、また行きたいかと言うと・・・
もう来ねえよ!ヽ(`Д´)ノウワァァァァン!!って気分だ。


黒坂の滝へ向かう前、車がUターン出来そうな場所を探すため
滝入口から更に下って行ったら、路肩に馬頭観音の説明立札が。
立札は有れど本体は見当たらず。よく見ると立札に手書の地図が・・・

その立札に描かれた地図を頼りに、馬頭観音を探すため森の中へ。
立札横から続く溝道を進んで行くも一向にそれらしき物へ到着せず。
それでもなお草木を除けて溝沿いに進んで行くと、黒坂の滝入口より
少し上側の、車で通ってきた道路に出てしまった。

仕方ないので道路を下って立札の有った場所まで戻る。
そして2度目のチャレンジ。今度は溝沿いには進まず
森の中へ入ってすぐ右側の盛り上がった場所を登る。

すると・・・人工的に積まれたと思われる石の段が見えて来た。
その上には馬頭観音と思われる石像が。しかし何故こんな森の中に?

調べた所によると、この辺りには千束遺跡と言う弥生時代後期の遺跡が
有るらしいが、ひょっとしてこの馬頭観音の下に有る石段がその遺跡!?
よく見ると地面にも、石段に続く人工的な石の道まで有るし。恐らく・・・

・・・なるほど、つまり馬頭観音は遺跡から目をそむける為の
カムフラージュ
だったんだよ!「な、なんだってー!?」(AAry

富士市最大の落差を誇る(枯)滝と、富士市で最も標高の高い遺跡。
こいつぁ、凄ぇコンボネーションだぜ・・・( ̄ー ̄;)ゴクリ

FILE:1へ戻る  赤淵川目次  流水時の黒坂の滝


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