ネパール回想紀～柔道場1 ～

とりあえず、タクシーの運ちゃんに地図を見せながら、地図のない場所を指差し、柔道着出した。
運ちゃんは、乗りなといい乗っけてくれた。柔道着をもってイケイケな私は料金も聞かず飛び乗った！運ちゃん頼むぜ！いざとなったら柔道着を着ればいいという意味の分からない自信とインドにはない妙な安心感があった。
そして、15分後到着。
大きな陸上競技場のようなところだ。

バーンッ バーンッと懐かしい音が響く。
その音の方向へ向かってみる。
白い服を来た輩が受け身をとっている。そして畳には「TOYOTA」の文字が。豊田市から来た私にとってなんたる偶然。
さっそく先生に練習に加わっていいか聞くと、ダメだということ。なぜか聞くと、それは合気道の練習だったのだ。ドンマイ俺。
しかし、奇跡はまだ続く。その先生は日本語がペラペラで、以前は埼玉の戸田市に住んでいたという。私は、四日前に戸田市の隣のさいたま市に引っ越しました。色々なところでつながること、こんなに面白いことはない。

合気道の先生は私に柔道場を教えてくれた。それは、私が泊まっているゲストハウスから歩いて10分くらいだった。朝から練習をやっているというので、翌朝
向かってみるとしよう。

そして、迷いながらもラスさんの家で食事をごちそうになり、ネパール初日の夜を終えた。