人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

再会の裏話

2007年11月26日 | Weblog
1、松本市が一千万、講道館が一千万、ネパールが420万出して建てた立派な武道館がカトマンドゥにある。普段は柔道や剣道の稽古に使用するが、たまにマオイストという組織の集会に使われる。かくいう私は、何も知らずに集会に参加して、ご飯などを無料で食べてしまった。無知とは怖いと実感した。

2、今回、松本市が負担している分は子供と政府の役人の分。私の友人のダルマ先生は自腹だ。日本とネパールの往復は、ネパールの一年分の給料に値する。

3、施設の子は来れない。親のいない子供たちはパスポートが作れないようだ。
4、柔道クラブの数は約250名。毎日練習をするため、実際に皆勤な子供は70名。柔道着の数は足りていない。

5、ネパールの人は柔道の段を取りたくても取ることができない。柔道の総本山、日本の講道館は5~7年に一度しかネパールに来なくて、昇段審査を受けられない。

6、ダルマ先生がボランティアしているストリートチルドレンの施設では、子供たちの教育の一つとして柔道をしている。

そんな裏話は、松本市の方は知る由もない。
それを記者に話したら、とても記事にしたいと言ってくれた。

誰かが何かをしないと動かない。

そんな中、ネパールチームのホームステイ先に家を提供してくれている懇心会という柔道クラブの広瀬先生は、本気でなんとかしようと松本市に掛け合っていた。国士舘も紹介していた。むしろ、俺が三年くらい教えに言ってくると熱く言っていた。齢60を越えているが、年は関係ない。
大切なのは「心」なのだということを教わった。
コメント (1)
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