人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

ネパール回想紀~出発~

2007年11月20日 | Weblog
ストライキで町中の交通がダウンしても、なんとか行くことができるだろうと小さな乗り合いバスに声を掛ける。が、しかしパクタブル行きは一台もない。タクシーに声を掛けるととても高い。
困った。ふと我に返り考えると、なぜ私は急いでいるのだろう。誰かが待っているわけでもなく、約束があるわけでもない。日本にいると時間通りが当たり前だが、ここでは時間どおりいかないのが当たり前なのだ。
行かぬなら、行くまで待とうパクタブル。コーラを飲みながら、一句書いていると徐々に車が動きだしている。当然、パクタブル行きも動いている。
ちびっこが道路に飛び出すようにバス追い掛けた。
先程の若い兄ちゃんが、飛び乗りなと合図し、乗車。すると次から次へ人が乗ってくる。挙げ句の果てには運転手の横はもちろん、屋根にも乗っている。ネパールのバスは100人のっても大丈夫と言わんばかり、満員だ。


パクタブルに着くと、次はナガルコット行きのバスに乗り換えようとしたが、どうやらここにはそこへ行くバスはない。どうしようか考えていると、英語の話せるネパールの大学生が話し掛けてきてくれた。
そして、どのバスに乗るといいか教えてくれ、彼らも乗り込んでくれ乗車賃を払ってくれた。そしてナガルコット行きのターミナルでバスが発車する迄しばしの休憩。

必要なとき、必要な人が現れ助けてくれる。旅とは必然の集合体だと感じた。

そして旅は道連れということで、三人でエベレストの麓に行くことになった。バスに乗り込む。ではなく、屋根に登り山道を行く。まるで小学生に戻ったかのようにワクワクした。そしたら、小学校の前で子供たちが勝手に乗ってくる。下校途中に無賃乗車だ。日本なら、ニュースで問題になるが、ここはネパール。色々なことがある。
コメント
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