人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

ロンドンパラリンピックの旅③~開会式に入れなかった“理由”~

2012年09月14日 | 
 パラリンピックの開会式当日。

チケットは手元にない。きっと何とか入れるだろうと思っていた。

日中、予定のない私はロンドンのお化け屋敷に行ってみたり、(行列のため断念)

博物館に行ってみたりと、ディズニーランド!?と思うような造りの場所で

ランチを食べと、ロンドンライフを満喫した。



「パブ」では、昼間からビジネスマンたちがビール片手に談笑している。



時間は午後2時。パラリンピックの開会式は午後6時半。

私は決戦の舞台に向かった。地下鉄に乗り、会場の最寄り駅で降りる。



小雨が降る中、お揃いのジャケットを着た大勢のスタッフに交じり、オリンピックパークの流れに乗った。



中に入るために、チケットの提示を求められた。

「私は、日本から来ました」と言ったが、チケットのない状況では入れてくれなかった。

当日券が販売してないかとチケット販売所にも並んだが、

ネットからの予約販売のみのためこちらも敗北。

約3時間、何とか入ろうと会場周辺を歩き回り、色々と試みたが失敗。

うまくいかないといったときに喜びが大きくなる。

最初からすんなりいくと感動は少ない。

ドンマイ、俺。

ロンドンパラリンピックの人気の高さと警備の厳しさにを肌で感じた。



雨も降り、寒くなってきたのでとりあえずホテルに戻ろうと、近くの駅に移動して、

旅のバイブル「地球の歩き方」を片手に通りを歩いた。

道を歩いていると、同じように「地球の歩き方」を持ち歩いている日本人とすれ違った。

その瞬間「ビビッ」と反応した。

もしかしたらと思い、10mほど追いかけて声を掛けた。

「広瀬さんの弟ですか?」

「そうです!!」

今回出場する友人の柔道-66kg代表の広瀬さんと事前に連絡をとったら、

弟が見に来るとは聞いていた。

そして、弟さんには10年前に1度ちらっと見たことがあるだけで、顔は覚えていなかった。

しかし、神のいたずらかこんな観光客はあまり通らないような道ですれ違い、

出逢ってしまった。

私が開会式を見れなかった“理由”がここにあった。

その後、トラフィルガー広場という場所に大型モニターがあるところで待ち合わせをしようという

ことで別れた。

2時間後、そこは人で溢れていた。

さすがに、この中で広瀬さんの弟と同行している父親を探すのは…

と思いきや、

背中に日の丸の国旗を身にまとった人が…

いたーーーーーー!!そして、こんな大勢なのにすぐに見つかった。

広瀬さんの弟、功さんと同じ“匂い”がした。



辺りが暗くなり始めたころに、開会式が始まった。



ビールをおごってもらい乾杯した。

明日の待ち合わせ場所と時間を決めて、会場を後にした。





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ロンドンパラリンピックの旅②~マラニックinロンドン~

2012年09月14日 | 
 朝5時半。早朝にも関わらず、時差ぼけなのか?興奮しているのか?

自然に目覚めた。外は天気がよさそうなのが、カーテンから差し込んでくる光で

分かった。ロンドン滞在中にやりたいことがあった。それは、

「オリンピックのマラソンコースを走る!!」こと。

昨日、フロントの方に聞いたら、なんとホテルからオリンピックコースまで100mくらいの

距離であることが判明し、コースも丁寧に教えてくれた。

ということで、ジョギングパンツにTシャツ姿に地図とカメラをリュックに入れて、外に飛び出した。



言われたとおりに、近くの大通りを右に曲がり、テムズ河に出た。


オリンピックマラソンコースの横を結構な人が「ハーッ、ハーッ」とストイックに走っている。

休憩中のランナーにお願いして、写真を撮ってもらった。



笑顔でスマートに撮影してくれた。

何だか皇居で走っているようなそんな気分だ。

地図に沿って、迷いながらも何となくカメラを右手に握って、コースを走る。





人や車の多くなってきた通りを走っている。

サラリーマン達が闊歩しているビル群の中を、ランニング姿で走っていると、

たまに都内を同様に走ることがある私にとって、ここは東京か?というような不思議な気分に

なってくる。飛行機で12時間の距離をほとんど感じない。

いつの間にかロンドン塔を周り、


スタート・ゴール地点周辺のバッキンガム宮殿に来た。

せっかくなので、撮影をしたいがいい位置は、警備員がいて立ち入りができない。

「できない」ということは、「できる」可能性があるということ。

警備の女性に交渉して、日本のお土産を渡し快諾を得た。

誰も立ちいらない場所となれば、

やりたいことは一つ!!

「ストレッチポール」



バッキンガムパワーを注入!!



細かい要望にも応えてくれる親切な警備員さんありがとう^^(日本のセンスがばっちり!!)



帰りの公園で、ストレッチと腕立て伏せをしていると、

二人組でトレーニングをしている人が・・・

もしや、

もしや、

と思い、近づいて、近くでストレッチ。

休憩中を見計らい、思い切って声を掛ける。

「何をしていますか?」

「トレーニング」

「もしかして、あなたはパーソナルトレーナー?」

「そうだよ!何か?」

「私も同業です」

と言うと、手を出してくれてにっこり握手。

共通点があると、一気に親密感が湧く。



少しの間、ロンドン流のパーソナルトレーニング(格闘技エクササイズと筋トレを交えつつのランニングを

組み合わせたサーキットトレーニング)を見学させていただき、公園を後にした。

他にも、テムズ河流域では空きスペースを使い、トレーニングをしている姿がちらほら見えた。



オリンピックの熱とともに身体に対する意識が高まり、トレーニングをする人が増えているのだろうか?

午後に、フィットネスクラブに2件立ちよって、これもまた交渉の末に中を見させてもらったが、

どちらもひっきりなしにお客さんが来ていた。

オリンピックやパラリンピックを開催すると運動する人が増える!!

というのをロンドンで見た。







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