三兄弟で世界チャンピオン

亀田家の三男が世界チャンピオンを獲得し、

三兄弟全員が世界チャンピオンになった。

これはものすごいことだと思う。

ボクシングのことは、正直よく分からないが、兄弟が全員トップをとる大変さは、少なからず分かる。

自分も三兄弟で柔道を行い、父親が先生という境遇だった。

そこそこ厳しい教育で、敗北はあり得なかった。

「人は人、自分は自分」そういった星のし
たに生まれた運命と割りきるのに時間がかかった。

がむしゃらに努力しても、

スポーツの世界でトップにいけるのは一握り。

ましてや、チャンピオンをとるというのは、“もっている”人である。


トップを走り続けるのは大変だ。

様々な困難、重圧、誘惑がやってくる。

自分を律し、自分を信じ、鍛練をし続ける。

しかも、家がそういう家だと逃げる道はない。

三男が今回チャンピオンになったが、兄の重圧もあったはずだ。

その辺りの気持ちは、長男の私は全然分からないが、最大限の準備をしてきたことは、あの肉体を見る限り分かる。

三兄弟で世界チャンピオン。

本当にすごい！！

元気と勇気をくれる一言

通行の少ない裏通り。

週に数回その道を通る。

工事中の看板の横を交通誘導員が、笑顔で誘導してくれる。

決して車が多いわけでもないのに、

丁寧に誘導してくれる。


大袈裟でも、所在なさげでもなく、程よく。

そして、

今日も１日いってらっしゃい！！

といつも走りすぎた後ろから声が聞こえてくる。

たった一言かもしれないが、その一言で気持ちが明るくなる。

もしかしたら、そんなこと仕事上言わなくていいかもしれないし、

そんなに丁寧に誘導しなくていいかもしれない。

さらには、誰も見ているわけではない。

夏の暑い中、手を抜かず交通誘導をして、
人を元気にする声をかけるその姿勢に、

元気と勇気をもらう。