先週行われた東京マラソンのトライアル大会。
私は10kmの部に参加した。
実は出場する前は、棄権も考えていた。
2週間前に発生して、良くならない喘息と同時期に起きたひどい腰痛。
この2週間はトレーニングを全くしていなかった。
ほぼ毎日何かしらの運動をしていたので、運動をしないということは多少なりとも不安だった。
それでも、申し込んだ以上完走だけでもしようと思っていた。
一応、自己申告のタイムが良かったためにスタートが一番早いA組だった。
(申告タイムによりA、B、Cに分けられ、スタート位置がそれぞれ後ろになる)
スタート10分前、今日はいつもより遅く、完走目的で走ろうと心掛けた。
スタート5分前 大体45分くらい(いつもは38分くらい分)で走ろうと1kmの計算をした。
スタート2分前 いきなり頭の中で声が聞こえた。
「僕は、39度の熱があっても試合に出てたよ」小学4年生の時の私の声だった。
「俺は、足を捻挫して松葉杖をついていても、試合に出たよ。右足と両手があれば戦えたし、勝ったよ。」
中学2年の私の声だった。
「おい! おい!おまえはいつだって全力だったと言えるのか?俺は言える!!!! 」江頭2:50先生の声だった。
2週間前から病院に通い、医師からは
「もう外を走らないでください。走るとこれ以上、悪化します。走り続ける限りこの苦しさは続きます。」
というようなことを言われ、落ち込んでいた。
そして、毎日薬を飲んで言うとおりにしていた。
だから、本気で走れないまでも、軽く走って無理のないようにと考えいた。
スタート30秒前 心臓が高鳴り、本気で走ることにした。もし、今回のマラソン大会でも悔いがないようにしよう。
悔いが残る時は、大抵全力を出せなかった時だから。
スタートのピストルと同時に飛び出した。
先頭集団が形成されていく。そこはペースが早くついていくのは止めた。
1kmを3分43秒で通過した。悪くないタイムだった。
そして、きれいなランニングフォームの男性に抜かれた。
その瞬間、ラッキーと思い、その人の裏についた。
2km、3km・・・ と続いても、同じペースを刻んでいく。
途中、喘息でげホげホ言いながら何とかついていくことができた。
裏のランナーが咳こみながら付いてこられるのはすごい嫌かもしれないが、本気の私にはどうでもよかった。
心臓が張り裂けそうになり、苦しい。
だけど、そんなことはどうでもいい。もし、これが最後のランニングになったとしたら、後悔しないか?
久々にストイックな自分が出てきて走った。
そして、ゴール。タイムは37分25秒。悪くはなく、今期の自己記録だった。
今回を経験して、精神は肉体を凌駕すると思った。
結局は、限界を作るのは自分自身であり、限界を打ち破るのも自分自身。
誰に何と言われようと走り続けよう!!
この肉体が朽ち果てるまで!!
常識なんてぶっ飛ばせ!!
私は10kmの部に参加した。
実は出場する前は、棄権も考えていた。
2週間前に発生して、良くならない喘息と同時期に起きたひどい腰痛。
この2週間はトレーニングを全くしていなかった。
ほぼ毎日何かしらの運動をしていたので、運動をしないということは多少なりとも不安だった。
それでも、申し込んだ以上完走だけでもしようと思っていた。
一応、自己申告のタイムが良かったためにスタートが一番早いA組だった。
(申告タイムによりA、B、Cに分けられ、スタート位置がそれぞれ後ろになる)
スタート10分前、今日はいつもより遅く、完走目的で走ろうと心掛けた。
スタート5分前 大体45分くらい(いつもは38分くらい分)で走ろうと1kmの計算をした。
スタート2分前 いきなり頭の中で声が聞こえた。
「僕は、39度の熱があっても試合に出てたよ」小学4年生の時の私の声だった。
「俺は、足を捻挫して松葉杖をついていても、試合に出たよ。右足と両手があれば戦えたし、勝ったよ。」
中学2年の私の声だった。
「おい! おい!おまえはいつだって全力だったと言えるのか?俺は言える!!!! 」江頭2:50先生の声だった。
2週間前から病院に通い、医師からは
「もう外を走らないでください。走るとこれ以上、悪化します。走り続ける限りこの苦しさは続きます。」
というようなことを言われ、落ち込んでいた。
そして、毎日薬を飲んで言うとおりにしていた。
だから、本気で走れないまでも、軽く走って無理のないようにと考えいた。
スタート30秒前 心臓が高鳴り、本気で走ることにした。もし、今回のマラソン大会でも悔いがないようにしよう。
悔いが残る時は、大抵全力を出せなかった時だから。
スタートのピストルと同時に飛び出した。
先頭集団が形成されていく。そこはペースが早くついていくのは止めた。
1kmを3分43秒で通過した。悪くないタイムだった。
そして、きれいなランニングフォームの男性に抜かれた。
その瞬間、ラッキーと思い、その人の裏についた。
2km、3km・・・ と続いても、同じペースを刻んでいく。
途中、喘息でげホげホ言いながら何とかついていくことができた。
裏のランナーが咳こみながら付いてこられるのはすごい嫌かもしれないが、本気の私にはどうでもよかった。
心臓が張り裂けそうになり、苦しい。
だけど、そんなことはどうでもいい。もし、これが最後のランニングになったとしたら、後悔しないか?
久々にストイックな自分が出てきて走った。
そして、ゴール。タイムは37分25秒。悪くはなく、今期の自己記録だった。
今回を経験して、精神は肉体を凌駕すると思った。
結局は、限界を作るのは自分自身であり、限界を打ち破るのも自分自身。
誰に何と言われようと走り続けよう!!
この肉体が朽ち果てるまで!!
常識なんてぶっ飛ばせ!!