キャンセルの連絡をいただき、たった1人で行くかどうか悩んだ南房総の野営。
先日投稿して中学生柔道を終えた甥っ子から
「野営に行きたい」
と直前で連絡をもらい、Let's gold!
約4時間の鈍行列車の旅で辿り着く和田浦駅。
いつもお世話になっているumikazeキャンプ場にご挨拶に行き、管理人の青年kosも夜は空いているとのことで野営を行うことに。
出会う人々のノリが軽い。
墓参りに行くと、祖父の家を継いだ叔父さん一家が食事からドリンクまで用意して待っていてくれて、至れり尽くせりで野営にGO。
叔父さんも一緒に幼少期の遠い記憶を辿りながら岩山探しへ!!
重い荷物と鬱蒼としたジャングルのようになった山を通過して、未開の山に辿り着くだけでクタクタになり、伝説の岩山探しはまた次の機会に笑
楽しみを先に伸ばした方が、まだやる事ができて人生元気に生きていける場合も^ ^
叔父さんは家に帰り、甥っ子1人を山に残して、
薄暗い山の道なき道を通ると獣たちの目がヘッドランプで照らされて光るのに驚きながら待ち合わせ場所の19時に鉄塔でkosと合流。
日中とはまるで違う様相で、暗闇に包まれたジャングル。
いつもは風景全体の輪郭で道を覚えていたのに、真っ暗闇になるとそれが分からない。
何度か迷いながら、いつしか本気になり、無人島でサバイバルキャンプを主催すkosとチームプレーで20m毎にある目印を的確に見つけながら、先へ先へ。
不安になると方向感覚も狂いパニックになる、こうして人は迷子になるんだ、ということを体感できる貴重な機会になりました。
10代、20代、40代とそれぞれの感性で、たき火の前で語り合う貴重な時間。
色々と話したけれど、
私は24歳で人生に悩み苦しんでいた時に、
ある大人から
「30歳くらいまでは子どもだから自由に生きなよ」
と言われ、私にとってはその言葉で楽になり、結局33歳くらいまで自由に生きました。(今は辛抱・我慢が9割、自由1割ですが楽しい日々です笑)
地球でたくさんの人々に出会い、
様々な価値観や生き方があることを体感して、人生が豊かになったので、何かのご縁で関わることができた方には、いい経験をしてもらえたら嬉しいという想いがたき火の前で静かに燃え上がりました。
両親、さらには先祖のおかげで山があり、
私も存在して、
ご縁が紡がれ広がっています🙏