上野女流棋聖(三段)が、何と準決勝では、この間までタイトル(碁聖)を持っていた許家元八段まで。すみません、赤石岳で遊び呆けていたので、実戦は観ていません。1回戦で愛咲美ちゃんに勢いをつけた高尾九段によると、終始優位の見事な打ち回しだったそう(「たかお日記」によると、自身の負けを薄めてくれた許八段に感謝してるとか、笑)
決勝は23日20時から生放送、見逃せません。相手は一力遼八段。井山4冠に次ぐ実 . . . 本文を読む
囲碁・将棋チャンネルの早碁(持ち時間が短い)・竜星戦で、上野愛咲美女流棋聖が高尾元名人、村川十段を撃破してベスト4に。全棋士参加棋戦で女流の4強入りは史上初の快挙だそう。
高尾さんとの対局は見逃したのですが、今朝、村川十段との一戦を観ました。
序盤から村川さんの巧みな打ち回しに愛咲美ちゃんの白石は3箇所に分断され素人目にも苦しそうな状況。私ならひとつを生きるのが精一杯(笑) ところがそこから手 . . . 本文を読む
先週の藤沢里奈さんに続いて今週は上野愛咲美さん、2週末連続の勝利! この2人は女流ではめちゃくちゃに強いので、これくらいで驚くのはかえって失礼かもしれませんが。
以前のNHK杯では、女流棋士が勝てばそれだけでニュースでした。囲碁のプロはたぶん500人近くいると思いますが、NHK杯に出られるのはたった50人ほど。つまりテレビに映っている棋士はそれだけでエリート。そのなかで女流が勝つのは「よほどの何 . . . 本文を読む
緒戦は下級者と。淡々と打っていたら置石のハンディがきいて少し足りなそう。お弁当の配達でバタバタしたせいで気が散ったのでしょうか、相手のやや薄い石をもぎ取って逆転勝ち。こんな勝ち方をしてゴメンなさいという感じでした。
お次はスキー友だちのN氏。これは良い勝負でした。お互い危ない石の攻め合いで、私の石がまず死にそうになったのですが、妙手を発見! 逆にN氏の石を攻め立てたことでがっぽり地が増えて優勢に . . . 本文を読む
将棋の羽生さんが1,434勝となって、大山康晴15世名人を抜きました。まあ大山15世名人のころと比べると、現在は公式戦が多いので単純に比較できませんが。
最多勝利もすごいけど、そんなに指しても勝率が.708というのはとても人間業とは思えません。羽生さんの最多勝利対局の相手だった永瀬拓矢叡王は.721ですが、まだ300勝を少し超えたくらい。いっぱい指している現役棋士だと、渡辺2冠の.662と豊島名 . . . 本文を読む
大学で囲碁の授業を主宰しています。これまでは取りまとめ役でしたが(教えるのはインストラクター)、今年度初めて、囲碁を教えました。受講生は全員初心者なので、初段くらいの棋力があれば誰でも大丈夫でしょう。
今日は、石の連続と切断、切って取るときは盤の端に追い詰めよう、などがテーマでした。受講生を退屈させなかったので、まあ初めてにしては上出来と思います。
後期や来年度もあるので、向上に努めなきゃと思 . . . 本文を読む
今をときめく藤井七段の師匠・杉本昌隆八段が、順位戦でB級2組への昇級を決めました。御年50歳。こんなおじさんの好成績はホントに素晴らしいと思います。将棋界に長らく君臨してきた羽生さんでさえ50歳を前に大変なようにみえます。
史上4番目の高齢だそうですが、他の3例は半世紀前のこと。将棋の戦法が進化した現在では信じられません。やはり弟子の活躍が良い刺激になったのでしょうか。
残念ながら同じ9勝1敗 . . . 本文を読む
まず開会式に。オープニングは木遣で歓迎です。
海外からは10ヶ国以上から参加者だそうですが、多いのは中国と台湾。日本の囲碁ファンもいっぱい。
午後からいろいろなイベント。私はプロ棋士による指導碁に参加しました。13時からのは抽選に外れて残念でしたが、テレビでしかお会いしたことない人気棋士を間近で。矢代久美子六段です。テレビのままの穏やかな雰囲気でした。
今村俊也九段と山田規三生九段(左奥)、ど . . . 本文を読む
明日11日から18日まで、静岡市で世界囲碁まつりが開催されます。そのプレイベントで今日、障害者と囲碁~共に生きるフォーラムがありました。
障害者でも遜色なく打てる囲碁は、障害者の福祉に役立つとのことで、あちこちで取り組まれているそうです。特に視覚障害者用の碁盤が開発されて全国の支援学校に寄付されているとか。
ゲストが豪華。テレビでしか見たことない、元宮城県知事の浅野史郎さんと元三重県知事の北川正 . . . 本文を読む
藤井四段に連勝記録を更新された神谷広志八段が、静岡新聞夕刊「窓辺」にコラムを執筆しています。
今週の話題は、ひふみん。ひふみんの奇行・変人ぶりは将棋界では知らぬ者がいないはずですが、世間はなんであんな人をありがたがるのでしょうね!?
さて今回は、神谷八段が大先輩ひふみんの対局場でのわがままな振る舞いを敢然と注意したというお話。多くの棋士は見てみぬふりをしていたようですが、注意されたひふみんは、いた . . . 本文を読む