明日の風

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南アフリカ、ウェールズに辛勝

2015-10-18 07:24:51 | ラグビー

前半は、攻守ともほぼ互角の闘い。4PGの南アフリカに対して、ウェールズはビガーがパントを相手ゴール前で自身がキャッチするという芸術的プレーからトライ(ゴール)。さらに終了間際にビガーのドロップゴールで1点リードして折り返し。
後半に入ると、南アフリカがほとんど一方的に攻め立てた。ところが、比較的容易なPGを名手ポラードが2本続けて外したり、何といってもウェールズが鉄壁のディフェンスで南アフリカの猛攻をはね返し、残り10分まで1点差を保つ。ウェールズに勝利の予感が……
しかし、ウェールズゴール前のスクラムからナンバー8フェルミューレンが抜けだし、SHデュプレア(サントリー)に絶妙のパス、そのまま左隅に逆転トライ。南アフリカは薄氷の勝利をつかんだ。
敗れはしたものの前回大会に続くウェールズの大健闘に満場の観客は惜しみない拍手!

もう1試合は、ニュージーランドが「これぞラグビー」を見せつけたゲーム。全員が基本に忠実によく走り前半だけで4トライ(今日は山歩きだったのでここで寝ました、笑)。後半もさらにトライの山、40点差以上で圧勝した。

追記 実力伯仲のアイルランド-アルゼンチンは、アルゼンチンが連続トライなどで17点先制という意外な立ち上がり。その後アイルランドも本来の力を発揮し一時3点差に迫ったが、アルゼンチンが再び連続トライで突き放し、終わってみれば43-20の快勝。

最後の試合はオーストラリアが圧倒的優位とみられたが、スコットランドの踏ん張りで前半はほぼ互角。後半に入ってオーストラリアが地力を発揮し始め、残り15分で8点差に。スコットランドの奮戦もここまでかと思われた。
突然降り出した激しい雨の中でドラマは生まれた。PGで5点差とした残り7分、スコットランドはセンター・ベネットが相手パスをインターセプト、そのままゴール下に飛び込んで試合をひっくり返した。
その後もボールを確保し残り2分でスコットランドのマイボールラインアウト。オーストラリアの命運は危うく見えた。しかしこのラインアウトで、スコットランドは痛恨の反則(追記:これはミスジャッジだった)。再逆転のPGを決められジ・エンド。9割方つかみかけていた勝利を取りこぼした。
それでも誰もが劣勢を予想したスコットランドの勇敢な闘いぶりは称賛に値する。日本を叩きのめした実力は本物だった。
この結果、準決勝は史上初めて、いずれも南半球同士の対戦に。


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