ワールドカップ決勝は前評判どおりニュージーランド優位で始まった。前半はほぼ完璧な闘い、特に終了間際のトライは見事で16-3。後半の立ち上がりにもトライを加えて勝敗は決まったかにみえた。
試合が盛り上がったのはここから。ニュージーランドのFBスミスが危険なタックルで一時退場。この10分間にオーストラリアは連続トライ(ゴール)、あっという間に4点差。
しかしニュージーランドは慌てず、SOカーターがDGとPGで10点差、試合を決めた。派手なトライだけじゃないニュージーランド! さらに優勝に花を添えるかのようなダメ押しトライ。両チーム合わせて5トライは決勝では初めてだそうである。
日本が南アフリカに勝ったり、不屈のアルゼンチン、ウェールズやスコットランドの感動的な闘いぶりなど話題満載だったが、終わってみれば、ニュージーランドがそのラグビーと強さを見せつけるための大会だった。
3位決定戦は、南アフリカが順当勝ち。前半16-0とほぼ勝負あり、後半はアルゼンチンの追い上げを許したが危なげなかった。
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