明日の風

明日は明日の風が吹く。気楽にいきましょう!

乗車券分割プログラム

2016-06-15 08:19:51 | 旅行
インターネット上にはいろいろなサイトがあって、その善悪や有用性はホントにさまざまですが、この乗車券分割プログラムはすごいと思います。JRの乗車券はどう買うのが一番お得か?というサイトです。
JRの乗車券は一般には遠くに行くほど割安なので目的地まで通しで買うのが基本ですが、そうじゃないケースは例外ではないくらいいっぱいあります。たとえば静岡から東京までは通して買うと3,350円ですが、金券屋で買うと、途中の由比で2枚に分割した切符をくれます。単純に合計すると3,000円です。
時刻表があればどうやって買うとお得かだいたい想像つきますが、面倒だしそれがベストかも不安。スキー友達のG氏がこのプログラムの存在を教えてくれました。これは便利。先ほどの静岡-東京だと、4分割にすると2,930円とさらにお得なことが分かります。
先日の山旅、草薙から身延線経由で塩山は、通しで買うと2,590円ですが、このプログラムで調べると、8分割で2,240円になります。身延線のようなローカル線は、地元民対策なんでしょうか20㎞未満の切符を割安にしているんですね。さすがに駅の窓口で乗車券を8枚に分けてくれとは言いにくいので(笑)、2分割して2,350円が妥当なところでしょうか。
私は大人の片道切符を愛用していますが、学割や往復切符まで用意されているのがまた素晴らしい!

この後はマニアックな話。
JRの運賃はアナログ時代のまま(消費税アップに伴う改定だけ)なので結構アバウトなんですね。たとえば、静岡-東京間の180.2㎞は、180㎞以上200㎞未満にあてはまり3,350円ですが、0.2㎞のおかげで20㎞分の運賃が加算されています。
あとは特定区間です。私鉄との競争で割安にしている区間が大都市周辺にはたくさんあります。たとえば品川-横浜間は22㎞だから390円のはずなのに値引きで290円。この区間だけなら値引きの恩恵を受けますが、遠くから品川まで来る人は通しの運賃で計算されるので、関係ないことになります。

追記 翌年3月の週刊朝日で、この話題が結構大きく取り上げられていました。趣旨はここに書いたとおりですが、ローカル線の20km未満割安には言及なし。
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