森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

評決

2011-11-08 | マイケル・ジャクソン
マイケルを死に至らしめた医師、 コンラッド・マーレー

その罪を問う裁判で、やっと評決がくだされた

         「有罪」

量刑がどうなるのか決まるのは、少し先になるらしいけれど
後ろ手に手錠をされたその姿を見ても、何の感情も持てない

     マイケルはもう帰ってこない

そう認めなければならないだけの、この数週間
ただ辛く空しい 法廷でのやり取り

評決にあたり声明を発表したエステート側の、当たり障りのない言葉も
空々しく感じるのは、私だけじゃないはず

彼らにだって罪がないわけじゃない
これまでのツアーを見守ってきた人たちなら、
「50回」ものコンサートを、望むわけがない

ツアーで、彼がどれだけ体力を消耗するか
常に全力を尽くすがゆえに、無理を続けてしまう人だから
幾度もドクターストップをかけられたことだって知っているから
彼の身体の限界を思うなら、やらせようとするはずがない

どんなに彼を観たくても会いたくても 心から彼を思うファンなら
あの裁判でズタズタにされた彼の心と体を、再び苦しめ
殺すことになるのは嫌だと・・そう思ったはず

「勝利を勝ち取った」と歓びに沸くわけがない
少なくとも私の周りのファンたちは、あのことを封印したまま
癒えるわけもない悲しみを堪えて
どこか違う人間になったように 何事もなかったように振る舞い
ただ淡々と受け止めている

これからもそうやって「彼のいない人生」を生きることの
試練に耐えるしかない




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