森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

あれから・・

2010-06-25 | マイケル・ジャクソン
あの日以前の自分と変わらないみたいに淡々と、
それまでのように家事をこなし、福太郎の世話をし、
毎日欠かさず近くの駐輪場の、カゴの中で待つシッポにも会いにいく。
この一年、私はただそうやって日々を生きてきた・・。







そうやって変わらず過ごしていることで、何も無かったように
感じていたかったのだろう。
時には、木に登って空を見上げるシッポに付き合い、
私も一緒に空を仰いだ。




   
ただ違うのは、
夕空の彼方、雲の形のその中に、「その人」の面影を探す自分
僅かに感じる風の中にも、「その人」の声を感じようとする自分がいること。





今日(正確には日本時間の明朝)で、マイケルが私たちの前から消えて一年。
ここ数年と変わらず、(いやそれよりももっと)あっという間の一年だった・・。
時が止まり、ぼーっとして過ごしていたような気がするけど、
自分を取り巻く外の世界の流れは、恐ろしく速かった。

きのうは、古い友人3人が次々に電話をかけてきた。
みんなさりげない話題で、あまりマイケルのことに触れなかったけど
ざわつく心を抑えている気持ちが、痛いほどわかった。

各地では様々なイベントが催されるらしい。

私たちはそれぞれ、家で静かに、
けれどもいつもと違う「この日」を、過ごすだろう・・。

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4 コメント

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あの衝撃の朝から (みなあん)
2010-06-26 02:38:03
もう1年なんですね..。
私にとっては、彼との悲劇的な再会の時でした。
色々なことがあったのに、すごく短く感じます。

こちらで拝見する最近のwildroseさんは、色々と体を動かされて
日常を楽しんでいらっしゃるようでしたが、
「何かしていないと..。」という状態でないことを祈っていました。
私などには想像も付かない深い思いを抱いて、
日々を過ごされているんですものね。
そんなwildroseさんを、大好きな風になった彼が、そっと包んでくれていますように。

私自身はあの日以降、「明日が来るとは限らない。」という思いを強くし、
毎日を雑に生きないように注意しています。
また、身の丈にあった暮らしの中にも、「世界・人類・地球」という
大きな視点を持てるようになりました。
更に、彼が愛した子供や動物という、純粋で弱い立場の存在のために何かしたいと思い、
猫娘と途上国の里子を増やしました。
例え「彼に褒められたい。」という不純な動機でも、勝手に良しとします!!
ま、猫は元々好きなので辛くないし、里子の件は実子がいなくて
楽をしている罪滅ぼしなので、彼に苦笑いされそうですが。
でもこういう現象は、彼が天国からたくさんの人に魔法をかけているからだと思うので、
かけられたことに感謝して、解けないように生きていきます。

シッポちゃん、健康そうで良かったです!
思慮深そうで不思議な雰囲気の、とても美しい子ですよねぇ。
wildroseさんを頼りに、生きているんですね。
wildroseさんと彼女の日々が、穏やかであるように祈っています。
返信する
有難うございます☆ (wildrose)
2010-06-26 11:31:37
みなあんさんのコメントの中には、
私の心に響く言葉がたくさん散りばめられていました。

ともすれば見過ごされて、悲しい運命をたどる猫ちゃんたちを救って
共に暮らしておられること。

「毎日を雑に生きない」よう心がけておられること。

「身の丈にあった暮らし」をしながらも世界にも目を向け、
マイケルの言葉を胸に刻み、途上国の子供の援助をなさっていること等々。

お察しのとおり、ただ「何かしていないと..」
という気持ちだけで動いている私にとっては、
全てが眩しすぎるくらいに素敵です☆

私の長姉も子供を持たなかったのですが、
その分のお金は全て、自分と私たち妹や姪甥のために使います(笑)
援助なんて、誰にでも出来ることではありません☆

電話をくれた友人の一人も、
ご主人の失業中に中断していたフォスターペアレントを
また再開しようかと考えていると言ってました。
彼女はボランティアで、お年寄りに健康体操を教えています。

私同様、「何かしていないと罪悪感が」と言っていた別の友人は、
いつも私たちのために得意のPCの腕を生かして
手に入らないDVDなどを、作ってくれています。

そしてその友人が言うには
「こちらを覗いてる人たちって、みんなあなたに似てるね」
類は友を呼ぶ・・・らしいです(笑)

でも、私は何一つ他人の役に立っていないことに気付かされました;
自分たちだけが、暗闇の世界に放り出されたような気持ちでいました。
恥ずかしいばかりです。
みなあんさん、気付かせてくれてありがとう☆
彼にかけられた魔法を呼び覚ますことが、今の私の最重要課題かも。

シッポちゃんは、未だ100パーセント私を信頼してくれませんが、
それでも他の誰より、私に頼ってくれているのは確かです。
画像は少し離れて撮ったものを部分拡大するので、
いつもちょっとブレブレですが(笑)可愛いでしょう!
返信する
似ていると (みなあん)
2010-06-27 02:37:58
言っていただけて、とても光栄です!
しかしその実態は、お恥ずかしい限り..。

例えば猫については、「もらう・保護する」以外にも、
「ショップで買う」「ブリーダーから買う」など一通り経験していますので、
愛護一筋の方々からすると苦々しいでしょうね。
その上で、もう二度と「買う」ことはしないと決意したのは、
その背後にある怖い世界を知ったこと、その結果の「負」を背負わされた
純血種の問題を学んだこと、そして行政による殺処分の実態を知ったからなのです。
でも「純血種の世界」を垣間見ることが出来たのは、
広く猫全体を取り巻く状況を知る意味で、いい経験でした。

途上国の里子の件については、数年前から参加している
地元NPO主催の学資援助なんですが、フォスタープランなどに比べると、
申し訳ないくらい激安なんですよ。
自分は「親に向かないタイプ」なので楽させてもらっていますが、
アジアの途上国の、特に都市部以外の女性の悲惨な状況を知ったので、
そういう所の女の子を援助したかったんです。
そういえば、それを知ったのは20年来賛助会員をしている
アムネスティ・インターナショナルを通してなのですが、
洋楽好きが縁で会員になったんですよねぇ。
1988年頃に日本で行われた支援コンサートに、
プルース・スプリングスティーンやピーター・ガブリエルなどの大御所が来ていて、
それを見に行って初めて知りました。
マイケルを始め、アーティストやスポーツ選手の社会活動は素晴らしいです!
応援する側の人々の世界も、広げてもらえますものね。

ところで、wildroseさんが「役に立っていない」なんて、とんでもない!!
お子さんを3人も育て上げていらっしゃるし、地域猫ちゃんも助けていらっしゃる。
その上ブログを通して、私を含め多くの人に、元気や勇気や癒しを
下さっているじゃないですか。
特にマイケルのことについては、前に吉岡正晴さんが言ってらした、
「マイケルのエクステンション」になっていらっしゃると思います!
いつも教えていただくばかりで心苦しいのですが、
これからも真実の彼の姿を伝えて下さいね。
返信する
いえいえ (wildrose)
2010-06-27 12:33:20
友人は似ていると言ってくれたけど、
言うばかり、思うばかりの私は、
本当に心から恥ずかしいと思っています;


>純血種の問題
ブリーダーの手によって過剰に作られた純血種たちが、
結局辛い運命を辿る話は、私も数年前に知ったばかりです。
彼らが一番の被害者ですよね・・。

里親詐欺のことにしても然り。
ただ好きだっただけの動物たちの、
様々な問題に向き合えるようになれたのも、
マイケルのお陰かもしれません。

>エクステンション
みなあんさんに、そう言って頂いて少し楽になりました(笑)

死を迎えるその日まで、学び歩き続けること。
これも、マイケルから教わった大切なことですね☆
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