森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

スポーツ賭博のワナ「クリックベット」

2024-10-18 | 番組
今年早々、大谷さんの通訳M氏が「ギャンブル依存により、大谷さんの口座からお金を盗
んでいた」という事件があり、日本中を騒然とさせた。今やギャンブル依存症は、どこの
国でも大変な問題になっている。

世界各国の政府やEUに働きかけて急成長する賭博サイトの巧妙な手口と、有効な規制がさ
れていない実態に迫るドキュメンタリー「クリックベット 欧州スポーツ賭博のワナ」を
観た。
 

 

2000年代から、スマホの普及により簡単に若者も賭けられるようになり、EU加盟国でオ
ンラインギャンブルに対する規制の解除が進み、賭博サイトに追い風が吹いたという。
運営会社は巨万の富を築き、政府に大口の献金しているので、政治への影響力を持つよう
になった。

未成年者のスポーツ賭博が禁じられているにもかかわらず、賭博サイトは若者をターゲット
にしていて(利用者の約半数が25歳以下)彼らの人生に取り返しのつかない事態が起きてい
るという。
↓欧州全体に広がる賭博サイト
 

 
盛り上がったら1000ユーロ分のチケットが当たるなどと言う特典を餌にして、ギャンブルを
したいという欲求に火をつけると、↓元従業員たちは語る。

ブックメーカーと呼ばれる運営者たちはインフルエンサーに報酬を払い、客が何度も繰り返し
賭けをしたくなるよう欲求を刺激するのだという。客が次第に会社の金や借金をしても賭けた
いと思わせ「依存症」に導くのだという。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

業界からの多額のスポンサー料でチームは潤い、スター選手を 獲得できるようにもなる
という。政府も然り。多額の税収が見込まれたり、個人的に献金されることもあるので
両者にとっていいことづくめだというが、結局は国民を苦しめているというのが現実。

どの国でも、政治家のずるさは同じだなぁ。人の人生を台無しにすることなんて、彼ら
にはどうでもいいのだろう。「1人が依存症になると、その周りの6人に影響が及ぶ」と
いうが、もしかしたらそれ以上かも。依存症の人が家庭内や学校で問題行動を起こすた
め周囲が巻き込まれる事例は、後を絶たない。 

実際、私の元夫も自分の弱さとギャンブルの持つ中毒性に負けてしまい、身内の誰から
も看取られることのない人生の幕引きをしたばかり。もはや他人ごとではない。

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2 コメント

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Unknown (あきらとマドンナ)
2024-10-19 14:44:21
 私の若い頃の経験から・・依存症は怖いです
自分でも負けると分かっていてもなお賭けてしまいます。結局どこか満たされない気持ちがあってそこから深みに入り込んだような気がします(私の場合)
最大の”ギャンブル?結婚”を機に無事になんとか
アシを洗うことができましたが・・・(笑)
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あきらとマドンナ様 (wildrose)
2024-10-20 13:28:15
日々ボランティアに励まれる今のあきまどさんからは想像もできませんが、
過去にそのような経験がおありだったのですね@@
でも素晴らしい伴緒に巡り合えたことで、その沼から抜け出せたのは、本当に幸運だったと思います☆

結婚は、たしかに人生をかけた「最大の賭け」であることは間違いないのかもしれませんね(笑)^^
返信する

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