若い頃から生活雑貨を見るのが大好きだが、
最近の雑貨ブームのお陰でネットでもいっぱい素敵なモノを見つけられる。
例えば幼い頃家の手伝いでいつも使っていた、あの丈夫な天然素材の箒。
今も時々母の真似をして、新聞紙をかるく濡らしてはちぎり、
それを畳や床にまいて箒で掃いてみると、掃除機をかけるより
すっきりするから不思議だ。
だけどそれが1万円以上するとなると、ちょっと手が出ない。
老舗の丁寧な作りのもので、とても丈夫なのだろうけど、
どう見てもあの時代に母達が使っていたものと、どこも違わない。
当時との貨幣価値の差を考慮しても、やはり高すぎる。
キャトルセゾンのお洒落なフランス風の、2千円もしない箒にだって
未だに買う決心がつかない私にとっては、とんでもない贅沢品だ。
あの頃の箒は、今よりずっと出番も多かったはずだけど
安くても丈夫で、滅多に壊れることもなかった。
少なくとも私の家では、先がすり切れてちびてしまうまで使った。
だから、もしも私が今のようにビンボーでなかったとしても(笑)
箒に1万円は出さない。
匠の技を軽んじているワケじゃないけど、
毎日使う生活用品って、丈夫で手頃で良心的じゃなきゃいけないんだと
勝手に思っている。
使ってナンボのモノであって、ただの工芸品じゃないんだから。
それからアケビのカゴとか。
つるを美しく編み上げたそれは、確かに工芸品だと思うけど
昔は何処の家にも一つはあって、日常的に使う道具だった。
だけど今ではそれに何万もの値がつき、うやうやしく床の間に飾られる。
なんて残念!なんて勿体ない!
天然素材のモノたちが大好きな私は、
ずっと大切に使える生活の道具たちとの、
ワクワクする出会いをこれからも楽しみにしている。
最近の雑貨ブームのお陰でネットでもいっぱい素敵なモノを見つけられる。
例えば幼い頃家の手伝いでいつも使っていた、あの丈夫な天然素材の箒。
今も時々母の真似をして、新聞紙をかるく濡らしてはちぎり、
それを畳や床にまいて箒で掃いてみると、掃除機をかけるより
すっきりするから不思議だ。
だけどそれが1万円以上するとなると、ちょっと手が出ない。
老舗の丁寧な作りのもので、とても丈夫なのだろうけど、
どう見てもあの時代に母達が使っていたものと、どこも違わない。
当時との貨幣価値の差を考慮しても、やはり高すぎる。
キャトルセゾンのお洒落なフランス風の、2千円もしない箒にだって
未だに買う決心がつかない私にとっては、とんでもない贅沢品だ。
あの頃の箒は、今よりずっと出番も多かったはずだけど
安くても丈夫で、滅多に壊れることもなかった。
少なくとも私の家では、先がすり切れてちびてしまうまで使った。
だから、もしも私が今のようにビンボーでなかったとしても(笑)
箒に1万円は出さない。
匠の技を軽んじているワケじゃないけど、
毎日使う生活用品って、丈夫で手頃で良心的じゃなきゃいけないんだと
勝手に思っている。
使ってナンボのモノであって、ただの工芸品じゃないんだから。
それからアケビのカゴとか。
つるを美しく編み上げたそれは、確かに工芸品だと思うけど
昔は何処の家にも一つはあって、日常的に使う道具だった。
だけど今ではそれに何万もの値がつき、うやうやしく床の間に飾られる。
なんて残念!なんて勿体ない!
天然素材のモノたちが大好きな私は、
ずっと大切に使える生活の道具たちとの、
ワクワクする出会いをこれからも楽しみにしている。