ケータイでわかる位置情報についてのまとめ

以前のブログ
「サブスクライバＩＤなど、ケータイで取得される個人情報、位置情報のまとめ＆８日第５号について」
で、個人情報、位置情報について、書き換えるといっていながら、
書き換えていなかったので、位置情報についてだけ、書いておきます。

ＧＰＳを利用するものではないもの----------------------
　くわしくは、翔泳社の「携帯端末用Web制作バイブル」を参照のこと。

＜＜iモードでの位置情報取得＞＞
　オープンiエリアというサービスです。
　くわしくは、ここ
　http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/make/iarea/index.html
　それを利用したＣＧＩは、
　「携帯端末用Web制作バイブル」のＰ１５９からを参照

＜＜ＥＺWebでの位置情報取得＞＞
　簡易位置情報サービスを利用する。
　詳しくは、ここ
　http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/eznavi.html
　ＣＧＩとかは、
　「携帯端末用Web制作バイブル」のＰ１６２からを参照
　してもいいけど、上記のサイトに詳しく書いてある。

＜＜ボーダフォンの位置情報取得＞＞
　とくに、名前はないようだ。。。
　詳しくはここ
　http://www.dp.j-phone.com/dp/tool_dl/web/position.php
　ＣＧＩとかは、
　「携帯端末用Web制作バイブル」のＰ１６５からを参照

・それぞれ、対応端末とかがあるので、上記ＵＲＬを参照してから、検討したほうがいい。

ＧＰＳを利用する場合---------------------------------

・アプリで取得する場合は、それぞれのアプリの仕様を参照。
　アプリで取得した場合などで、ＧＰＳからの値の意味が、よくわからない人は、
　ＧＰＳの森　http://bg66.soc.i.kyoto-u.ac.jp/forestgps/　を参照するといい。
　NMEA-0183フォーマットについてなど、いろんなことが書いてある。

・カメラのＥｘｉｆファイルから取得する場合は、
　http://www.a-effect.com/count/sentaku.cgi?pos=column&fil=exif
　のサイトが、フォーマットについて、くわしいです。

　ＥＸＩＦの規約を参照したい場合は、ここ
　http://it.jeita.or.jp/document/publica/standard/exif/japanese/jeida49ja.htm

　ちなみに、イメージファイルに入っているＧＰＳデータを見たいだけなら、
　フリーソフトのＥＸＩＦリーダー
　http://www.rysys.co.jp/exifreader/jp/
　を利用すれば、見れる。

・とっても基本的な、度分表記(DMM)を度分秒(DMS)にする方法は、ここ
　http://etrexer.web.infoseek.co.jp/dmm2dms.html

システム開発で、次にさせられること

　登場人物の整理をしたら、このプロジェクトに関係ありそうな資料を
集めますが、結局、おそかれはやかれ、はじめのミーティングが開かれる
ことでしょう。

　で、そのときなのですが、

・システムの目標（必須）
・業務文脈モデル
・決定権者の確認（必須）
・開発担当予定者
・ビジネス事象
・事象／ユースケースモデル
・システム用語集
・シナリオモデル

　について、決めるというのは、難しいです。

　実際には、こんな感じじゃあないでしょうか

・登場人物が、そのシステムで、なにをしたいと思っているか
　→具体的なイメージはあるかないか

・表向きの決定権者は、決められるか？
　→決まっていたら決める

・目標と、決定権者は、ずれているか？

・ビジネスモデルや業務の用語集は、存在するか？
　あれば、そのモデルは、誰かが語ることができるか
　語ることが出来る場合、その人と接触できるか？

・外部から来る情報、外部に提出する情報について掌握しているか
　たとえば、税金の申告が必要な場合、どの値を、誰に知らせなければ
　いけないか、分かっているか？それとも、ブラックボックスか
　（ブラックボックスの例：会計ソフトに入力し、それを税理士さんに
　　渡しているだけでその数字が必要なのだかわからない状態）

　ここで特に重要な、「目標と、決定権者は、ずれているか？」
と「ビジネスモデルは、存在するか」については、別途説明します。

システム開発のとき、一番初めにすること

実際にシステム開発するとき、一番初めにしておくことは、

・登場人物を整理する

ということだと思います。
ユーザー企業や、営業のいろいろな人が出てきますが、その人の
権力や関係度合い、握っている情報・ノウハウなどを知っておく
ことです。

　はじめに、システムの目標とかを調査すると、人によって、
目標が違ったりします。特に、表向きの目標と裏向きの目標が
ある場合があります。

・表向き：生産性の向上
・裏向き：このプロジェクトを成功させ、社内的な地位の向上
　　　　　（花道なんてことも）

で、わけわかんなくなったりします。
　ところが、そんな状態でも、
・まずはじめに、人物を整理し、
・その人物における、表向き、裏向きの目標と考えると、
スッキリ行くことがあります。

　だから、登場人物の整理をしたほうがいいです。