システム開発を行う際、目標をたてます。
たとえば、生産性の向上とか、売上の拡大とか。。。
このとき、システム開発の意思決定にかかわる人が、その目標に
関与している場合は、問題ありません。
例えば、工場長が、工場の生産性を向上させるシステムを開発する
場合などは、いいんです。
でも、目標と、システム開発の意思決定にかかわる人が、ずれている
ケースがあります。
たとえば、
「お客様にとって、やさしいシステム」が目標
意思決定が、営業部長のようなケース。
営業部長は、お客様ではないので、お客様にやさしいかどうか?なんて、
本当のところは、わかりません。したがって、目標が達成したかどうか
なんて、本当はわからないはずです。
このような開発の場合、実際のところ、「営業部長が「お客様にとって、
やさしい」と思っている」システムを開発することになります。
例を一つあげます。
昔、テレビを見ていたのですが、その番組内で、ある銀行の取り組みについて
紹介していました。
いままで、お客様を待たせていたのに対して、新しく、他の会社から来た役員
の人が、「お客様の立場に立って考えろ!」とか言い、その銀行では、その後、
「待ち時間0運動」とかやって、さらに、待ち時間を折れ線グラフで示したり
したそうです。その模様をやってました。
で、ここで問題です。
「目標:お客様の立場に立って→待ち時間0」って、本当ですか??
お年寄りなどは、銀行に行って、きねいな銀行員のおねーさまがたと、お話
したいのかも知れません。
難しい業務の場合、待ち時間0ですぐに受け付けしてもらって、あとで、処理
時間がかかるより、ちょっと待っても、よくなれている人に対応してもらった
ほうが、うれしいかもしれません。
つまり、お客様の立場に立って考える前に、お客様のマーケティングをしないと、
わからないということになります。
で、開発の話に戻りますが、このとき、上記のように、「そうしなければ、
わかりません」などということを、サラリーマンの人や、お仕事もらってる
フリーSEが言ったら。。。自分のところには、仕事が来ません。
ここで大切なのは、「あんたの言っていることはおかしいということ」ではなく、
「目標に、表と裏があるときがある。裏があるときは、裏向きの目標を知り、それを
満たすことが大切」ということです。
上記の例の場合、その役員が考える「お客様像」のお客様を大切にするということです。
たとえば、生産性の向上とか、売上の拡大とか。。。
このとき、システム開発の意思決定にかかわる人が、その目標に
関与している場合は、問題ありません。
例えば、工場長が、工場の生産性を向上させるシステムを開発する
場合などは、いいんです。
でも、目標と、システム開発の意思決定にかかわる人が、ずれている
ケースがあります。
たとえば、
「お客様にとって、やさしいシステム」が目標
意思決定が、営業部長のようなケース。
営業部長は、お客様ではないので、お客様にやさしいかどうか?なんて、
本当のところは、わかりません。したがって、目標が達成したかどうか
なんて、本当はわからないはずです。
このような開発の場合、実際のところ、「営業部長が「お客様にとって、
やさしい」と思っている」システムを開発することになります。
例を一つあげます。
昔、テレビを見ていたのですが、その番組内で、ある銀行の取り組みについて
紹介していました。
いままで、お客様を待たせていたのに対して、新しく、他の会社から来た役員
の人が、「お客様の立場に立って考えろ!」とか言い、その銀行では、その後、
「待ち時間0運動」とかやって、さらに、待ち時間を折れ線グラフで示したり
したそうです。その模様をやってました。
で、ここで問題です。
「目標:お客様の立場に立って→待ち時間0」って、本当ですか??
お年寄りなどは、銀行に行って、きねいな銀行員のおねーさまがたと、お話
したいのかも知れません。
難しい業務の場合、待ち時間0ですぐに受け付けしてもらって、あとで、処理
時間がかかるより、ちょっと待っても、よくなれている人に対応してもらった
ほうが、うれしいかもしれません。
つまり、お客様の立場に立って考える前に、お客様のマーケティングをしないと、
わからないということになります。
で、開発の話に戻りますが、このとき、上記のように、「そうしなければ、
わかりません」などということを、サラリーマンの人や、お仕事もらってる
フリーSEが言ったら。。。自分のところには、仕事が来ません。
ここで大切なのは、「あんたの言っていることはおかしいということ」ではなく、
「目標に、表と裏があるときがある。裏があるときは、裏向きの目標を知り、それを
満たすことが大切」ということです。
上記の例の場合、その役員が考える「お客様像」のお客様を大切にするということです。