先週の
見積もり手法の歴史とCoBRA法
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/1c9209ebd5948764174f9bcf90185dc4
の話の続き。というか、このとき、感想欄に書いてきた話をちょっと説明してみる。
大規模な見積もりの場合、2通りの考え方がある。
1つは、えいや!と大規模のまま、見積もってしまう方法
もうひとつは、部分部分に分割して見積もり、それを足し合わせる方法
ここで、足し合わせる場合、単純に平均値を足してはいけない。
そうすると、見積もりは短くなる。
一般には、平均にあうのではなく、遅いものにあわせる。
とはいえ、一番遅いものを足していったら、さすがにそこまでは、遅くならない・・・
ということで、部分部分に分割して見積もると、不正確になってしまう。
この問題を解決するには、
1.各部分部分の見積もりを
平均 何日 分散 何日 何とか分布
のような、確率的な見積もりを出して
2.その見積もりをモンテカルロシミュレーションを使ってシミュレーションする
という方法にすれば、ただしそうな見積もりになる。
IPAのCoBRAの場合、出てくる結果が確率的な分布なので、これができる。
ということで、これによって、
えいや!と大規模のまま見積もることも
部分部分を見積もって、モンテカルロシミュレーションによって解くことも
できるわけなんだけど、どっちがいいんでしょうね・・・
見積もり手法の歴史とCoBRA法
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/1c9209ebd5948764174f9bcf90185dc4
の話の続き。というか、このとき、感想欄に書いてきた話をちょっと説明してみる。
大規模な見積もりの場合、2通りの考え方がある。
1つは、えいや!と大規模のまま、見積もってしまう方法
もうひとつは、部分部分に分割して見積もり、それを足し合わせる方法
ここで、足し合わせる場合、単純に平均値を足してはいけない。
そうすると、見積もりは短くなる。
一般には、平均にあうのではなく、遅いものにあわせる。
とはいえ、一番遅いものを足していったら、さすがにそこまでは、遅くならない・・・
ということで、部分部分に分割して見積もると、不正確になってしまう。
この問題を解決するには、
1.各部分部分の見積もりを
平均 何日 分散 何日 何とか分布
のような、確率的な見積もりを出して
2.その見積もりをモンテカルロシミュレーションを使ってシミュレーションする
という方法にすれば、ただしそうな見積もりになる。
IPAのCoBRAの場合、出てくる結果が確率的な分布なので、これができる。
ということで、これによって、
えいや!と大規模のまま見積もることも
部分部分を見積もって、モンテカルロシミュレーションによって解くことも
できるわけなんだけど、どっちがいいんでしょうね・・・