ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

どうして大炎上するのか?→下請け構造だと、定期的に大炎上するはず

2015-04-08 15:48:00 | Weblog
思った以上に

ソフト業界での上司と部下の関係
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/7f2ca1d5c3a52d04a3067ecc98cd6a4c

が好評だったので、この続きの話。

どうして大炎上するのか?




ソフトウェア業界では、例えば上司と部下が違う世代というのは、
(大手の場合)結構ある。

上司はCOBOLをやっているけど、部下はJavaで、来ている仕事はJavaとか、
上司はJavaだけど、部下はPythonネイティブで、来ている仕事はPHPとか

このような場合、上司は、本当のところ、出来るかどうかわからない
→というか、ネットを調べれば分かると思っている。
なので、自分の感覚で、仕事を取ってきてしまう・・・が、その感覚はズレている。そこで、出来ない仕事までも、とってきてしまう。

・・・が、上司に、その自覚はない。

つまり、潜在的に出来ないリスクを抱える。




なのに、この業界が回っている理由は、下請け構造をとっているからだ。下請け構造にすると、リスクは下請け先に分散される。なので、リスクの穴埋めも分散される。そのため、下請け先が、がんばりきれる限り、ごまかしきれる限り、このリスクは表面化しない。

しかし、どこかで限界になると、「できましぇ~ん」という下請けが一斉に出てくる(=とくに設計や、選んだフレームワークが悪い場合)こうなると、大炎上する。




・・・この業界は、この状況をずっと繰り返しているし、
上司(管理職)にプライドがある限り(COBOLしかやってない管理職が、Javascriptのフレームワークを使ったシステムなんか管理できないってことを、自分で認めない限り)、この状況は、ずっと繰り返す。

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