ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

「Ansibleではじめる自動化入門」に行ってきた!

2016-12-08 19:20:16 | ネットワーク
今日(12月8日)Ansibleではじめる自動化入門に行ってきた!
ので、その内容をメモメモ




■ごあいさつ あにばんさん
 Ansibleはレッドハットが買ったよ

■はじめに
・今日いっぱいきた。まだはいりきれない人が・・
・今日のはビデオでとって、後日セミナー
・このセミナーは入門編

■注目の構成管理ツール Ansibleのご紹介
・コミュニティにフォーカス
・Ansible昨年末に買収:この1年に色々
・物理的に実装→ソフトウェアで実装できる時代
  :APIが整備されているからこそ
 OS、ミドルウェア、クラウド環境を制御
・自己紹介
  ふぇどらのコーディネーターしてたり・・
  KVMの立ち上げに来た
・今年「Ansible徹底活用ガイド」という本が出た
  ロール、プレイブック
 来年に分厚い本出る
・コレまでの課題
  大規模サーバーの管理
  監査証跡の問題:だれがログインしたときのルートなのか
  権限委譲の難しさ
  単体管理の限界
  マルチプラットフォーム&クラウド
  管理が煩雑
  構成変更の柔軟性
・Ansibleのラインナップ
  Ansible Tower
  Ansible Core:オープンソースのところ
  →単体でなく、一部製品のインストーラー(これはサポートされない)
・Ansible
 プロビジョニング
 オーケストレーション:OS管理、仮想化、アプリ、ロードバランサ
 構成管理:Chef,pappet(Redhatの標準だった)
 →いまはPappetもいいけど、Ansible使おう
  バッチファイルをAnsibleに置き換え
  ソフトウェアのインすとレーション
  構成変更、ファイル転送
・3つの特徴
  シンプル
   全部テキスト、プレイブック何度実行しても同じ
  パワフル
   たくさんの対象部に操作可能
  エージェントレス
   通信エージェント仕込まなくていい
   SSH,Windows Remote マネジメントを使って

・どのように動くのか
  インベントリー:テキスト(/etc/hostsファイルみたいなもの)
  モジュール
・管理対象
  サーバー
  ネットワークを強化
  クラウド:AWSをはじめ様々(日本に上陸してないものも)
・エージェントレス
  都度都度プログラムを送っている
  Pythonで実行
・YAML形式とは
  設定ファイル、ログファイルに一般的に使われる形式
  プレイブック:いわゆるバッチファイル
 →人間が読みやすい、コンピューターもパージングしやすい
  プログラミング言語ではない
  DevOps:よみやすく、かきやすい
  Chef:Ruby Pappet:Pappet言語
・Playbook
  Hello World:デバッグで文字列出る
 httpd Playbook
  うしろでyumコマンドを打っている

・インベントリとは
  グループ定義:ホスト名かIPアドレス
 タスク
  定型化された処理を列挙(プログラミングではない)
  bashでも書くことが出来る

・モジュール
  タスクにひもづいて定義
  クラウド、コンテナも制御できる

・クラウドプロビジョニング
  ハイブリッドクラウドでも
  パブリッククラウドは、まず契約してね!
  くーばねいてぃす、OpenShift
  dockerの制御にも対応

・playbook記述方法例
  変数定義が出来る vars
   →文字列を埋め込みたいときなど:テスト系、プロダクション系で切り分けたいとき
  条件分岐:redhat系とdebian系で分ける
  ループ実行:プログラミングになるので使いたくない
   withシーケンス:1、2、3、4、5・・・と創ってくれる
  テンプレート
   変数を埋め込める

・DevOpsを実現するAnsible

・最新版とロードマップ
 最新版:Ansible Core 2.2
  Redshift,らむだも
 Ansible Core 2.3
  Python3対応
  Windows サーバー2016(管理対象)
  Active Directory
  Azureスタック
  AWS:2要素認証
  →2月、3月、4月?春くらいには出る?

Q&A
 APIをもっていたら、API操作
 SSH:実行して
 Windows:リモートマネジメントで操作(Pythonプログラムは送らない)

ギャラクシー
 アップロードすると、使える:Redhatで運用
 Ansible ギャラクシーをオンプレで

■SIerからみたAnsibleの構築・運用への活用 TIS
・自己紹介
・自動化してますか
・何のために自動化するのか
  効率化
  大量生産
  品質向上
・自動化すると、楽になる:余裕が生まれる Time is money
  単位あたりの仕事量が問題
 →時間を大切にする

・お伝えする内容
  ユーザー目線のAnsibleの活用
  エンタープライズでのAnsibleの活用

・ユーザー(私)目線のAnsibleの活用
 検証環境
 デモンストレーション
 ハンズオン

・検証環境
  物理マシン、仮想マシン、コンテナ
 デモンストレーション
  製品紹介
  成果発表
  イベント等
 Windowsの上でubuntuが動く
 ハンズオンの環境:セキュリティで難しい
   ブラウザでできる→文句出る:割り込み入る
 クラウドを用いたハンズオン環境自動化

・システムインテグレーター
  顧客要求分析
  システム提案
  システム開発・構築
  保守運用
  サービス提供

・テスト:手作業→とらぶる
 OSからミドルウェアの自動構築とテスト
  インフラのコード化
  ツールの実装
  推奨・テンプレート化
 Excelファイルでパラメータシート(パラシー)を創って・・・
  →yamlに自動変換
  エビデンスをまたExcelに戻す
  SHIFT

 保守・運用への適用
  従来の職人技の排除
   簡略化
   最適化
   共通化
  強みのメニュー化による変革
   作業の簡素化
   提案段階

 ギャラクシーの話

 保守・運用の活用一例
  システム情報取得の自動化
   ファイルを取得
   コマンド実行してから取得

・まとめ
(1)時間を大切に:自動化の本質
(2)Ansibleが一番。まちがいない
  Chef:Ruby知っている人に好まれる
(3)構築の自動化、運用保守の自動化
  空いた時間で、インプット

■Ansible Tower By RedHat
・自動化運用とAnsible Tower
 既存のビジネス課題
  管理対象増加→管理者増やせない→ヒューマンエラー
 →自動化
 これまでの自動化
  自動化ツール:言語を使って 学習コスト高い・属人化
 Ansible
  簡単に使うことが出来る
   Playbookがシンプル(エラー処理不要)
   上から下に実行
 Ansible core
   エンジン
   管理者がPlaybookに起こす
 統一された自動化プラットフォームの重要性
  Ansible Coreサーバーを複数立ち上げ、実行してしまうX
   →統一重要、ナレッジ標準化重要
 Ansible Coreで不足する機能
  ログの保存機能
  見やすいツール
  組織内の協調オーサ:セキュリティの担保
  マルチテナント
・Ansible Tower
  ナレッジ共有と固有情報の管理
  Playbook:バージョン管理
   Excelの管理X
   PlaybookはテキストX
  →バージョン管理ソフトの中に入れて管理
    ジョブテンプレートとTowerではいう

 協調作業と情報共有:SLM(サービスレベル管理)

・Ansible Tower
 RedHatが販売。ことし、5~6月から
  3ヶ月で200社増えた。いまは1000社超えている?
 画面と機能
  ログイン認証
  スケジューリング実行、アドホック実行
  GUI
 playbookをgitで管理

・便利な機能
  スキャンジョブ
  システムトラッキング:ステータスの比較など
  アクティビティストリーム:履歴・変更など
  REST API:自動実行
  パスワード管理
  その他
   サーベイ機能

・でも
 Gitレポジトリとの連携
 いつ実行するのか
 実行
 API

・Ansible Towerのサポート
 Coreのみのサポートはしていない
 Towerからの操作のみ
 モジュール:
  コアモジュール
  エキストラモジュール:公開されている ベストエフォート
  そうでないモジュール

・Coreは管理者一人から、Towerは複数人でも

・でも
 インストール前と後の比較

・宣伝
 これから、いろんなものと連携
 Redhat Insight

・Q&A
 10人までは、Tower無料?→機能制限がある

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PCでIoTをやる場合の問題点-なぜ、みんな大好きRaspberry Pi?

2016-12-08 11:11:32 | Weblog
昨日の

RaspberryPiは量産に向かないことが分かった時点がIoTの幻滅期のはじまりかな?
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/4357009ba2c2ca4588d96aa1deb8c904


のはじまり、「なぜ、Raspberry Piを使うの」について、

逆に、「なぜPCではいけないの?」を書いておかないと、
Raspberry Pi陣営から文句でそうなだけでなく、
「みんな大好きRaspberry Pi」の理由も分からないし、
「GPIO端子があるので、マイコンや通信モジュールと接続しやすい」
の意味が通じないので、ちょっとかいてみる。




まず、PCにいきなりセンサーをつけるのはむずかしい。
PCにI2CやSPIの端子はない。UARTはできるけど、(シリアルで)センサーと
直接つなぐには(GPIOみたいなのはないので)USBに直接つながるセンサーに
限られる。

なので、PCを使った場合、無線を使うか、LANを使うか、GWをおくかになる。

無線を使う場合、Wifiだと、2.4GHz、5GHz同時に使っても60箇所くらい?
なので、100を越える箇所の接続は難しい。
2.4GHz帯の場合、ZigBeeかBLEになるし、
サブギガでWi-SUN,EnOcean,LoRaを使うことになる。

ここでXBeeを使えば、USB経由で(XBeeはUSBドングルが売っているので)
ZigBee、BLEの通信が出来る。
ただし、この場合、センサー側もRFモジュールが必要になり、
センサーが数百もあると、コスト面で問題。

LANはPC側は問題ないけど、センサー側でLANに直すことになり、そのための
チップが必要で、やっぱり、端末数が多くなると、コスト的に問題。

GWを置き、有線でというのは、現実的な回答なんだけど、ではそのGWを
何で作る?という問題が起こる。ちなみに、GWを一番簡単に作れるのが
Raspberry Piだ。




ここまでを、まとめると、

「なぜPCではいけないの?」は、以下のことから、PCにセンサーをつなげるのは
コストまで考えると、Raspberry Piよりも不利

・PCにいきなりセンサーをつけるのはUSBのセンサー以外、むずかしい
  →センサーの多くは、USBの口はない(UARTはあるが、端子があるだけ)

・無線やLANを使う場合、センサー側も対応する必要があり、そのコストが大きい
  →数百台以上のセンサーに通信モジュールをつけるコストはばかにならない

・GWをおく場合、結局、そのGWは、なんでつくるの?という問題がのこる。

ここで「みんな大好きRaspberry Pi」

・有線でやるなら、RS485。これなら、
   センサー+
   マイコン(PICなら100円から)+
   RS485トランシーバー(SN75176BPなら秋月で60円)
 で、センサー1拠点はできるので、安上がり。

・これを受けるのは、Raspberry Piなら、GPIOピンがあるので、RS485なら
  RS485トランシーバー(SN75176BPなら秋月で60円)の
    DE,REピンをGPIOのどこかに
    DをGPIOのTXに
    RをGPIOのRXに
 接続してくれれば、/dev/ttyAMA0(今は/dev/S0かな?)に読み書きすることで、
 簡単に送受信できる(もちろん、DE,REピンを制御してね!)
 そして、そのデータを、インターネットに流せばよい。
 ここまでの処理をPythonで簡単に出来る・・・ので、

「みんな大好きRaspberry Pi」




ふぉ~ながかった。上記を一言でまとめると、

「GPIO端子があるので、マイコンや通信モジュールと接続しやすい」

になるんです(^^;)

 ただ、続きがあって、べつに、Raspberry Piじゃなくても、今

イーサネット-UARTコンバーター
http://www.microtechnica-shop.jp/shopdetail/000000000011/

って、売ってるから、これにRS485トランシーバーつければ、よくね?
というのは・・・し~っ、だまってろ(^^;;;)

 

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