ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

プログラミングには2種類あり、学校教育で教えるほうは、AIが使いにくい

2019-03-15 09:42:30 | Weblog
たとえば、右に10m動くというプログラムは2種類の書き方が考えられる。

(1)一つは、一般のエンタープライズ系のプログラムなどで良く行われる、

 ゴールまでの過程を1命令で書くというもの。
 go_right 10
などと書くと、10m右に動くというもの。
学校のプログラミング教育ではスクラッチがあがってたりするので、
たぶん学校教育のプログラミングは、こちらを教えるんだろう

(2)もう一つは、組み込みなどでよくある(PLCなんかもこの原理)
   高速にプログラムが回っていて、
   1回転分の(=微小時間分の)プログラムを書くというもの

たとえば、1ms間隔で、プログラミングが処理される時、右に10mなら
 右に1cm動け!という命令を書けば、1秒後(=1000ms後)には
 目標の10m(1000cm=10m)動く。





前者では書きにくいが、後者だとプログラミングしやすいものがある。
例えば株価予測。

1日の株価を予測するのは難しいが、
1ティック、つぎの場面を予測するのは、可能で
  売りか、買いか、なにも起こらないか
の3つの局面であり、それぞれの局面が起きたとき、成立する可能性の高い
金額もわかる。

このことを知らないと、

NHKのサイエンスZEROの錯視の回で、次の状況を予測できることに何の意味があるのか
わからない。

(2)の場合、次のことを予測できればいい。
  だから、微分した結果を近似値?としていれてもいいし、
  「次の結果を予測する」AIをいれてもいい

というわけ。ここで使えるんですね、あのサイエンスZEROで出てきた「次の場面を予測するAI」が・・・

(1)はまさにAIを使って株価予測させようとしてるけど、(2)の積み重ねだから、まあむずかしいわけだ・・・



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