ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ウクライナ侵略で今のところ利益を得たのはバイデン政権だけだけど、中国が調停すると…

2022-03-05 17:18:41 | そのほか
 普通に考えれば、ロシアの次の一手は、キエフ停電だけど(送電線を狙えば、確定。原発を狙ったってことは、原発を安全に停止させて、急な停電による原発メルトダウンを防ぐためじゃないかな?)
そこまでやっちゃうと、ロシアが持たないだろうね…

 なので、いったん停戦して、ロシアは体制立て直してまた開戦となる可能性があるけど、停戦交渉はロシアとウクライナが交渉しても、要求違いすぎで埒が明かない。

 で、いまのところ、この戦争はロシア・ウクライナ双方にメリットなく、唯一メリットあるのはアメリカのバイデン政権だけど、停戦させるのに、中国が出てくると、アメリカにもメリットなく、中国、習近平氏だけが利益を得る形になるだろうね!



 今日、防衛省防衛研究所の人が、NHKで(チコチャンの後の番組)でウクライナ侵攻について説明していたけど、はじめて的確な納得のいく話を聞いた感じ。

 番組では、たった一つのフリップを出して、この侵攻の目的(については語っていなかったけど)が明らかに分かるようにしていた。

 そのフリップは地図なんだけど、ロシアが侵略している場所をしめしたもの。

 クリミアから、国境ぞいに親ロシア地域をへて、キエフへ向かう一帯を侵攻している。その一方で、内陸部、ポーランド国境近くを侵略していない。

 ここからは、その番組では言っていなかったけど、あの図をみれば、プーチンの目的は、国境付近の無力化と、物資輸送にクリミアから親ロシア地域を通ってキエフへ行く通路をつくろうとしていることがわかる。

 そして、そのフリップにロシアが攻撃した原発の位置を書き込んだ。川が流れていて、その川の近くにある、侵攻している寄りの原発なんだけど、あの原発が爆発したら、確かに川が使えなくなり、ロシア側のダメージが大きい。なので、「占拠して安全に原発止めちゃえ!」っていう発想で侵攻したんだろうな・・・と推測できる。
 ちなみに、火災や爆弾は原発は強く設計されているので、火災になる(する?)ことは、想定内だったんだろうな・・・




 そのあと、その番組(だったと思うケド、違う番組だったかな?違ってたらゴメン)、(さっきの研究所の人の話が終わった後で、番組司会者内で)別のフリップを使って、時系列でしめしてた。

そのフリップのはじめは、2月22日 プーチン大統領が親ロシアの自治領の独立を承認したところからはじまっている。


このブログでも、2月22日からって当ててますよね!


の後半で、2月22日を出している!

え、当てたのはお前ではなく、ティテルさんだろう!
すげ~のは、お前ではなくジョセフ・ティテルさん!

って言われたら、まったくもってその通り、
ティテルさんがすごいんだけど
(ティテルさんがすごい!そんなの、常識ってことは、


で書いた通り)

アメリカですら2月16日にあと2日ぐらいって言ってませんでしたっけ?

そんな中、当てたということはすごいということで、
調子にのって、いままでの整理と今後の予測を書いてみたいと思う。



■現状:多分プーチン氏はオリンピック終了~パラリンピック開催前までに決着がつくと思っていた。

 多分、プーチン氏の考えは、少なくても親ロシア派の自治領を侵攻、うまくいけばキエフまで行き、現政権打倒を考えていたんだと思う。

 で、戦争の期間をオリンピック終了~パラリンピック開催前までとして、中国と話し合っていた。中国は大事なパートナーなので。で、中国もオリパラに「かからない」ならということでOKを出していたのではないか(あのプーチン・習近平会談のときに)と推測されます。

 そして、親ロシア領内に侵攻を開始したら、
 NATOやアメリカが軍事協力をしない!
(はじめ、武器の供与とかしていなかった。人の派遣は今もしていないのかな?)

 っていうことで、これはいける!と踏んで、プーチン氏、キエフにまで足を延ばす作戦に変えてしまった。
 これが罠だとも知らずに・・・



 ロシアが親ロシア領内からキエフ侵攻に戦局を拡大した時点では、まだ武器供与とかないから、すんなりいけると思い、その程度の装備しかしていなかった。

 もちろんこれは罠。
 キエフ侵攻と見たところで、アメリカ、NATOは武器を提供、ロシアは引くに引けなくなった。そうなると、キエフまで行くためには、キエフへの安定な物資輸送ルートがいる。

 このルートは2つありえる。
 1つはクリミアからロシア国境沿いに親ロシアのルートを通ってキエフに行く道(ロシアは、現在、民間かまわず爆撃して道を開けさせている)
 もう一つは川から行く道。この通り道に火災が起きた原発がある。なので、ここを占拠したい。

 いずれにせよ、ロシアはキエフへのルートを確保しようとしているんだけど、急に戦況がかわったために、準備がたりてない。ロシアとしては立て直す時間が欲しいはず。



■今後のシナリオ:3つある。
 シナリオ1:暗殺が起こる
 シナリオ2:革命がおこる
 シナリオ3:休戦する(終戦ではない)

 シナリオ1の可能性については、このブログでは

日本が今やることとしたら、ウクライナへの「人道支援」だよね!
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/86d61ffd3bc1ca3338f28008baf09bd5


で、「戦争の終わりは、トップの暗殺で終わる」って書いた。実際、暗殺話は、ニュースでも

プーチン氏の暗殺が必要」と示唆、米重鎮議員の投稿に物議
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae291dd9f4e5846c1e609845b98a01a5de25183d/images/000


逆に

ウクライナ大統領、3回暗殺回避 ロ情報機関に内通者か 英紙
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cfa78b360d649d6e5ed4c9d61b0b591d8f96dc2


っていうのがでているけど、
今まで暗殺されてないってことは、
暗殺が難しいってこと。
なので、この線はちょっと置いておく



■中国が仲裁するストーリーはあり得ると思う。

 あり得るのは第3のシナリオだと思っている。

 まず、ロシアは、キエフまでのルートがそろってないので、いったんここで休戦して、体制を整えたいと思っていると思う。
 ウクライナは、とにかく逃げる人は逃げて、救援物資も届くようにして、少なくともいったん、休みたい気はあると思う。

 なので、「いったん休戦」という線はあり得ると思う。 ただ、双方とも要求を出しているので、それが折り合うことはないだろう。。。
 となると、だれか仲裁者が必要だが、ここに仲裁者として適当は人がいるのだ・・・それが習近平氏



まず、ウクライナはそもそも、中国に調停してほしいと言っている

停戦 中国の調停期待…ウクライナ外相、王毅氏に
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220302-OYT1T50045/


で、ロシア、ロシアは中国のメンツをつぶした。
パラリンピック開催中に侵略戦争を行うということで…

このメンツをつぶした借りを返すには、中国に調停してもらい、「習近平氏がロシアとウクライナを休戦に導き、第三次世界大戦を止めた!」と大々的に人民日報に報じてもらい、「習近平氏は世界の英雄」と中国人民に信じ込ませ、習近平氏が続投することを後押しすることぐらいしか・・・プーチン氏にはできない。

 そして、今休戦することは、上記のように戦況を立て直すためにもいい。



 ということで、ウクライナとロシアが習近平氏の和解で休戦に合意。プーチン・習近平・ゼレンスキー3人の写真が人民日報に載るというストーリーが一番あり得るのではないかと思う。

 この場合、世界平和をもたらしたのは中国、アメリカやNATOはあおっただけ(というのが習近平氏の見方なので)ということになり、バイデン氏にとって、不利になる
(そしてそれは、それは中国・ロシアが望むこと)



■でもこれでは、平和は訪れない

 あくまでもこの場合、休戦で、ロシアは体制を整えたらまた仕掛けてくる。なので、平和は来ない。

 平和になるのはシナリオ2で、それは世界中で日本にしかできない(やったことがない)ことなんだけど・・・

・・・このエントリ、
長くなりすぎたので、また今度、続き(シナリオ2を)かく。

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