先週(11月26日)真宗会館の「大人の寺子屋」でお仏壇(浄土真宗ではお内仏というらしい)の話と、ご本尊についての話を聴いてきた。
ので、そのメモを↓に載せたあとで、そこで出た質問を書いてみたいと思います(質問部分はメモ取りそびれたので、ここに書く)
【Q&A】
■質問1
先祖代々からの大きな仏壇を受け継いだが、
今住んでいるところは団地なので、仏壇を置けない
そこで廃棄しようと思う。
仏壇は江戸時代のもので、どこで買ったかわからない。
なので、売ってくれたところに引き取ってもらうこともできない
魂ぬき(っていうのかな、捨てていいようにするお祓いみたいなやつ
専門用語で言ってたので、記憶できなかったけど、意味的には魂ぬき
のことだと思う。以下「魂ぬき」っていう言葉が出てくるところは
こんなかんじ)は、した。
粗大ごみとして出してよいか
(講師の先生の)回答:
理論上は魂ぬきをしたら、ものなので、粗大ごみとしてすてていいことになるが、社会的に、近所の人もその仏壇が捨てられているところを見るわけだし、
そうしたときに、見た人はどう思うだろうか。
町で話題になってしまったりしません?
ってことで、困るので、実は売ったところではなくても、お仏壇はお金を払えば、引き取ってくれる。
なので、まずは、近所でお仏壇を扱っているところに相談に行くとよい。
で、相談すると、受け取ってくれないものがある。
法名軸・過去帳とか。
そういうものは、お寺さんに相談する。そうすると引き取ってもらえる。
■質問2(質問1の続き):
金香炉をもらった。大きなお仏壇にしない場合、どこに置けばいい?
回答:
まず、大きなお内仏(お仏壇)の場合、どういう構成になっているか確認すると、
一番手前:お線香をあげるために必要なもの
まんなか:お焼香を上げるために必要なもの
一番奥 :ご本尊
都会の小さなお内仏の場合、真ん中の段を省略する。
これは、お焼香は普段はしないためで、お坊さんが家に来ない場合、まず不便はない。お坊さんは、ないと困るんだけど・・・
金香炉はこのお焼香をするところに置く。
土香炉は、お線香をたくところに置く。
なので、都会の真ん中を省略するところの場合、金香炉は飾らなくてよい
■質問3:
奥さんのほうの家系も過去帳に記載する?
■回答:
過去帳に合わせて記載するという方法ももちろんあるが、
過去帳を分けて、別々に保管するという方法もある。
理由は、
・過去帳を合わせてしまうと、まったく知らない人が
過去帳に現れ、知っている人がみんな死んだとき、
この人は誰?となる
・過去帳を合わせた後で、何か問題が起きたら、どうします?
(問題=離婚したらどうします?っていうように私は、とらえた)
分けておけば、そういうときにも対処できる
■質問4(質問3に続けて):
過去帳を合わせるとき、
他宗教の戒名はどうするの?取り直す??
回答:
取り直す人もいる。
例として、奥さんだけが、新興宗教の一派を信仰していて、
その宗派での葬式を行った。何周忌かして、ご主人の希望で
奥さんを真宗のほうで、法事を行いたい。過去帳にも入れたい
ということで戒名を取り直しました。