「寒くなりましたね~」なんて挨拶がそこかしこで交わされ、こたつや鍋物が恋しい季節になりましたね。それもそのはず、11月7日からは二十四節気では「立冬」という季節にあたります。冬が立つと書くこの季節。立春、立夏、立秋とならび、四つを合わせ、四立(しりゅう)と言われ季節の大きな節目とされています。この頃になると日の入りも、随分早くなります。「国立天文台暦計算室各地のこよみ」によれば、この日の盛岡の日の入りは16時27分。夏至の頃は19時7分だったので、その頃に比べるとおよそ2時間30分も日の入りが早くなり、夜の時間も長くなります。朝晩は気温もぐっとさがりますので、体も冷えがちです。旬の冬野菜をしっかり摂り内側から体を温めるといいですね。病気を防ぐためには、体を冷やさないで「温める」ことがとても大切なそうです。
暗くなるのが早くなり体が冷えると孤独や寂しさを感じたり、心まで寒くなるのもこの季節。そんな時温かい飲み物を飲んでみるのもよいそうですよ。私たちは体の温かさと心の温かさを混同しやすく、温かいものを持つと心までホッと温かくなったように感じるそうです。
11月22日からは二十四節気では「小雪(しょうせつ)」という季節。2017年もあと少しです。体と心を温めて、一年の締めくくりに向けてお元気にお過ごしください。
*参考*「気になること、知識の泉afun7.com」
「日本心理学会 心理学ミュージアムhttp://psychmuseum.jp/」