遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

とろろ汁

2018-09-22 15:05:09 | 日記
平成30年9月22日(土)

とろろ汁 ; とろろ、いも汁、麦とろ


とろろ芋には、山地の自生する俗にいう山芋
(自然薯)、畑で栽培される長芋、大和芋が
ある。


それらの皮を剥き、擂鉢で摺ったものがとろろ、
それに出汁で伸ばしたものがとろろ汁である。
薬味の浅葱、海苔等を加えて食する。
喉越が良く、つい食べ過ぎるので消化を考えて
麦飯で食べる、これが麦とろである。

江戸の頃、東海道53次の駿河(静岡県)の国
の「鞠子の宿」のとろろ汁は名物であった。


我家のとろろ汁は一般的な作り方で、
長芋をすり鉢で摺りおろし、此処に出汁を加え
ながら摺り(混ぜる)伸ばしていく。
葱、海苔等をかけ、頂く。
後は、干物、小鉢、漬物があればよい、、、。





昨晩(21日)はとろろ汁をいただいた。
何も言わずとも、丁度食べたいと思う頃に、
それが出て来る、、、。
長年の夫婦の「阿吽の呼吸」というか、、、
こんな時に「至福」を感ずる、、、、、。


今日の1句


何もせで阿吽の呼吸とろろ汁     ヤギ爺