令和4年10月14日(金)
新蕎麦 : 走り蕎麦

蕎麦は信濃が名産地であるように、山間などの比較的
痩せた土地に作られ、春または夏に種を蒔いて2,3
カ月で成熟する。

秋に稔る「秋蕎麦」は11月頃に刈り取られるが、
初秋にやや未熟な青味を帯びた蕎麦を刈り、その粉
で打った生蕎麦を「新蕎麦」或いは「走り蕎麦」と
もいう。

道の駅の水車小屋、

蕎麦も今日では輸入物が多くなった様だが、この時期
に街角で、「新蕎麦あります。」の知らせがあると、
直ぐに暖簾を潜りたくなるのが人情、、、、、、。

今年も、中止
長野県松本市周辺では、毎年この時期に「蕎麦祭り」
が開催され、賑わいをみせるのだが今年も中止の決
定が知らされた。
(コロナの影響、19年は台風で)

(5年程前のそば祭りの画像)
全国各地で様々な祭りや催しが復活、開催されてい
るが、真に残念である。食品を扱うのでやむを得ぬ
ことか、、、、、、。
東京では目黒のさんま祭りが3年ぶり復活。規模
を縮小し、入場を前もって予約制限とのこと。

(様々工夫をされて開催しているのだが)



ま、蕎麦好きにとっては、「新蕎麦あり」の知ら
せに、取り敢えず暖簾を、、、、、、、、、、
今日の1句

新蕎麦に思はず暖簾かき分ける ヤギ爺